「これからは江さんと協力して、子供を育てていきたいです」
3月15日、会見でそう語った福原愛(35)。
「会見では、福原さん側の弁護士が『裁判所の決定に従わなかったのは不適切』と断言しました。彼女にとっては、屈辱的な会見だったと言えるでしょう。
しかし、長男の親権トラブルに終止符を打たなければ、仕事のオファーは増えません。パリ五輪も迫ってきていますし、気が強いことで知られる彼女も我慢せざるをえなかったのでしょう」(スポーツ紙記者)
日本のテレビ番組の露出は激減している福原。だが、そのプライベートは、いまもセレブ級を維持している。
2021年には推定3億円の超高級マンションを購入、広さは260平米を越える物件だった。当時、彼女を支援していたのは中国系企業のA社。当時、A社の社長が所有する白いロールスロイスで送迎される姿も本誌は目撃していた。
A社の営業部長を名乗る人物は、本誌の取材に対して次のように語っていた。
「現在、福原さんはわが社のビジネスパートナーです。私たちが扱う広告に出演いただいていますし、日中国交正常化50周年事業に関する彼女の出演について、文書などのチェックを私たちが行っています」
だが2022年夏ごろから、長男連れ去り問題が注目されてしまったため、福原は恋人男性と長男を連れて転居。2022年秋に個人事務所名義で、約150平米、推定価格1億5000万円のマンションを購入したのだ。
「福原さんをビジネスパートナーと呼んでいたA社ですが、期待していた日中国交正常化50周年関係のイベントへの福原さんのオファーも少なかったためか、現在は関係も希薄になっているようです」(経済誌記者)
A社と入れ替わるように、福原のサポートを始めたのが、やはり中国系企業のB社だった。
「B社の活動は、衣料品・食料品・化粧品の輸出入から、芸能プロダクションの経営、インターネットのウェブコンテンツの企画・開発・制作など、かなり手広いです。
B社の社長・S氏は最近、東京都内の高級住宅地に一軒家を建てています。またS氏の夫人もB社と同じような活動をするための会社を経営しています」(前出・経済誌記者)
福原の新居マンションの不動産登記によれば、昨年8月に福原はS氏から無利息で3億円の融資を受けていた。
“無利息3億円”にはS氏の福原への強い期待が込められているのか。福原との交流を取材するためS氏の自宅を訪れると、車庫には黒いロールスロイスと赤いフェラーリが並んでいた。高級住宅街でも“お金持ちの中国一家”と評判になっているようだ。
S氏に取材を申し込んだが、日本語は不得手のようで、家族とおぼしき女性が通訳してくれた。
――福原愛さんを支援しているそうですが?
「知らない、何も話さないと言っています」(通訳してくれた女性)
――3億円を融資されたようですが?
「何も知らないと言っています」(通訳してくれた女性)
社長S氏は何も答えようとしなかったが、B社を取材すると、スタッフが「(福原さんを)昨年からサポートしています」と答えた。
なぜ福原の前には、“ロールスロイス社長”が次々と現れるのか。A社の営業部長は、“社長のロールスロイス”について聞いたとき、目を輝かせてこう語っていた。
「ロールスロイスこそ、世界に誇れる一流の車です! 社長はナンバーも選んだんですよ」
前出の経済誌記者によれば、
「最近の中国人の富裕層にとって、ロールスロイスがステイタスシンボルになっているのは間違いないでしょう。それと同じように、福原さんをサポートしている、福原さんを知っているということによって、自分のステイタスを示すことができると考えているのだと思います」
中国の富裕層にとって、福原愛の人気はロールスロイス級ということのようだ。