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「最近、『チャンスの時間』(ABEMA)の名物企画“年下には絶対笑わない”など、芸人・永野さんが“毒舌キャラ”として再び人気になっています。本人曰く、彼は“配信王”で、いわゆる地上波全国ネットの出演番組より、その後のネット配信やYouTubeでの反応が異常に高いというのです。そのキャッチフレーズが徐々に広がり、各局のバラエティ番組の企画会議にも彼の名前がよく出て来るようになっています」(制作関係者)

 

永野といえば、95年にデビュー。苦節20年を経て15年に『ゴッホより、普通に、ラッセンが好き』のネタでブレイク。アラフォーでテレビの人気者となったが、永野本人は“当時から違和感を抱いていた”と、4月3日に放送された『あちこちオードリー』(テレビ東京系)で語っていた。

 

「『売れたー』っていうハイはあったけど、本当の自分じゃないんで……。他人のことを悪く言うようなネタばっかやってた奴が、ラッセンのネタを気まぐれにやったら、そっちが跳ねちゃった。“実際の俺は違う”っていうことへの恥ずかしさもあるんですよ」

 

もともと“毒舌”は本人の持ちネタだったというのだ。実際、永野の配信数は抜きん出ている。『チャンスの時間』のYouTubeのチャンネル登録者数は54.8万人だが、3カ月前に永野が出演した同番組の『永野が年下をぶった斬る!?ネクストブレイク必至の若手がキレまくる』は143万回(4月30日現在、以下同)、最新出演回『永野vs白桃ピーチよぴぴ!永野がついに限界を迎える…?』も103万回と100万回再生を連続して記録している。

 

「同番組で永野さんが出演したYouTubeショートとなると最高450万回再生と、ミリオン超えを連発しています。彼が“配信王”と自称するようになったのもうなずけます」(前出・制作関係者)

 

そんな永野が“転機”と断言する出演番組は実は『チャンスの時間』ではなく、昨年5月23日に初出演した『太田上田』(中京テレビ)だった。同番組で、永野はMCの上田晋也(53)に『MC業を“上田ここにあり!”という顔で務めている』とバッサリ。上田は永野に「要は一緒に死んで(スベって)くれる奴を探したいだけ」と言い切った後、

 

上田「そういう君たちみたいなのを心中させないように、俺は(MCで)頑張ってるんだよ!」
永野「それが“平均的なテレビ”を生むんですよ!!」

 

といった白熱の“バトル”が繰り広げられた。その放送回は、約51万人のチャンネル登録者数を誇る同番組のYouTubeで114万回再生を記録していた。

 

「今年4月、永野さんは同番組に2回にわたって再登場。“前回の出演で人生が変わった”と力説したのです。その理由として『業界視聴率が高いこの番組で“上田さんに噛みつける”印象を与えたことで、ネタではなく、トークで呼ばれるようになった』と笑顔で話していました」(前出・テレビ局関係者)

 

永野は3日放送の『あちこちオードリー』で再ブレイクした現在の心境について、こうも語っていた。

 

「幸せになっていった芸人、タレントを死ぬほど裏でディスってきたんですよ。だから、もう一人の自分が許さないと思うから、俺、たぶん、全然幸せにならずに終わっていくと思います」

 

“配信王”の未来はーー。

出典元:

WEB女性自身

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