5月11日、今田美桜(27)が主演するドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)の第5話が放送された。前週放送の第4話では次週予告に「半沢直樹」が登場し、SNSでは予想合戦が繰り広げられていた。
半沢直樹といえば、TBS系の「日曜劇場」で放送されたドラマの主人公。同作シリーズはこれまで堺雅人(50)が演じ、「倍返しだ!」の決めセリフが流行語大賞に選ばれるなど大ヒットした。
「半沢直樹=堺」のイメージが定着していただけに、“日テレ版”で演じる俳優は視聴者の関心事に。期待が高まるなか、画面に登場したのは劇団ひとり(47)だった。落ち着いた表情や話し方で自らの正義を貫くも、堺とはひと味違った半沢を演じていた。
予想外のキャスティングに視聴者も驚いたようで、ネットやSNSでは賛否両論が勃発。
《半沢直樹、劇団ひとりでめちゃわろたw》
《劇団ひとりの半沢直樹、イメージが違い過ぎてコントにしか見えない・・・》
《堺雅人さんが無理なのは当然として、期待させておいて半沢直樹が劇団ひとりはガッカリ》
《堺さんの当たり役だから、誰が演じてもケチつけられるのは想定内。それでも引き受けたひとりさんは、案外合っていたと思う》
そんななか、にわかに“半沢直樹の代役にピッタリ”と脚光を浴びている人物がーー。現STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ)に所属するアイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉(35)だ。SNSではこんな声が上がっている。
《キスマイ宮田君しか半沢直樹役は出来んよ》
《若い半沢直樹を演じられるのは、一人だけ。宮田俊哉》
《宮田俊哉………いつ他の世界線の半沢直樹演じてくれるんだ?》
宮田といえば「宮沢直樹」を持ちネタに、’20年11月放送の『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)でコントを披露していた。
「コントでは本を貸すことを拒否する彼女に、宮田さんが『貸すのか、貸さないのか。さぁさぁさぁ~』などと“半沢節”で迫るという内容でした。顔の表情から声の出し方まで、“本家”の堺さんにそっくりだと人気を博したのです。
このコントは翌年末にも番組内で公開されました。あまりのクォリティの高さに、宮田さんは街で『半沢直樹のモノマネをしている方ですよね』と声をかけられたと振り返っていました。
いっぽう劇団ひとりさんも、’18年放送の『ゴッドタン』(テレビ東京系)で『半沢』を再現しています。『花咲舞が~』での起用理由について、小田玲奈プロデューサーは“ひらめきだった”とメディアのインタビューで語っていました。とはいえ当初は“熟考して眠れなくなった”ほど、キャスティングに悩んだそうです」(テレビ誌ライター)
誰が演じてもプレッシャーがかかってしまいそうな「半沢直樹」。それほど人気の高いキャラクターであるということだろう。