「今年12月の『M-1グランプリ』は、松本人志さん(60)が裁判のため長期休業中とあって、新たな審査員が加わることになることになるでしょう。すでに、各方面で最有力視されている人気芸人の名前は一致しています」(制作関係者)
昨年のM-1グランプリで優勝した令和ロマン。大会初の2連覇を狙っていることでも話題だが、すでに新たな審査員探しが始まっているという。
「通常の代役であれば、松本さんの所属する吉本興業の芸人が務めることになりますが、今回は裁判中ということもあり、あえて“松本色”を薄める方向性で進んでいるようです。そのため、“非吉本の人気芸人”で“ネタ作り担当”“芸人たちも認める芸人”、かつ“審査員歴がある”といった要素をすべて満たしているオードリーの若林正恭さん(45)が適任だという声が相次いでいるのです」(前出・制作関係者)
オードリー若林といえば、テレビのレギュラー番組を10本(コンビ含む)抱え、今年2月には長寿番組のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』で開催した東京ドームイベントを超満員にした屈指の人気芸人だ。
実は、若林を推す“動き”が5月8日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)でも見られていた。サンドウィッチマンのゲスト回で、富澤たけし(50)は「M-1グランプリ」審査員を昨年まで6年連続で務めている。
「伊達みきおさん(49)もM-1をリアルタイムで見ており、出場者の点数を富澤さんにその都度、LINEで送るそうです。富澤さんは自分で点数を付けたあとに伊達さんの点数を見て、自分の審査がブレていないか確認するそうです」(前出・制作関係者)
番組中、富澤は突然、若林にこう切り出したのだ。
「審査員(のオファー)来たらやる?」
驚く若林は
「俺は、そこはできないかもな……って思ってますね」
と答えると、すかさず伊達が
「若手は多分、若林くんに面白いと思われたい人多いと思うよ」
と“口説いた”のだ。
「サンドウィッチマンがM-1で優勝したのは2007年。その翌年、準優勝だったのがオードリーでした。同番組ではその後、伊達さんが“(若林の相方の)春日に面白いと思われたい若手はいない”と笑いを取っていましたが、サンドの2人は、若林さんのM-1審査員入りを願っている本音が出たのだと思います。
若林さんは今年2月に放送された『欽ちゃん&香取慎吾の第99回全日本仮装大賞』(日本テレビ系)にも審査員として起用され、欽ちゃんとの心温まる掛け合いに会場から拍手が沸き上がっていました。
『激レアさんを連れてきた。』や『しくじり先生』など、『M-1』と同じテレビ朝日系列のレギュラー番組を多数持っている縁もあり、若林さん自身は“荷が重い”と感じているようですが、テレ朝も芸人仲間たちも、本人を説得しようと水面下で動いているようです」(前出・制作関係者)
“待望論”を受け年末、若林の新たなレギュラー番組が増えるかもしれないーー。