現在放送中の、伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『虎に翼』。その脚本を務める吉田恵里香氏(36)が5月14日、“超人気アニメ”も手掛けていたことをXで明かし反響を呼んでいる。
吉田氏は’22年のドラマ『恋せぬふたり』(NHK総合)で「第40回 向田邦子賞」を受賞。他にも’20年の『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)や’22年の『君の花になる』(TBS系)、’23年の『生理のおじさんとその娘』(NHK総合)など数々の話題作を手掛けてきた気鋭の脚本家だ。そんな吉田氏は14日、Xにこう綴った。
《私がアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」のシリーズ構成・脚本をやっていることを知らなかった方が驚ろかれているという話を知人に教えて貰いました!(ぼざろ総集編映画よろしくお願いいたします!)虎に翼 をきっかけに脚本家に興味を持ってもらえたなら嬉しい限りです》
そう、吉田氏は’22年に放映された人気アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』(TOKYO MXなど)の脚本家でもあったのだ。
友達がいない女子高校生が、バンド活動を通じて成長していく姿が描かれている『ぼっち・ざ・ろっく!』。海外メディア「Anime Trending」が主催する「9TH TRENDING AWARDS(第9回アニメトレンド大賞)」でのアニメオブザイヤーなどの賞を受賞しているだけでなく、’22年12月に発売された劇中内バンド「結束バンド」の1stアルバムがiTunesアルバム総合チャートやオリコン週間アルバムランキングで1位を獲得。また今年6月と8月に、前編と後編に分けて映画版が公開されることも決定している。
吉田氏は《アニメ好きな方が朝ドラ(に限らずドラマや映画)を、朝ドラ好きな方がアニメを見てくれるきっかけに少しでもなれたら非常に嬉しいです!》といい、《私の作品ということでなく、どちらも本当に素晴らしい作品が沢山あるんです。垣根を越えてエンタメが更に盛り上がっていけたら、どちらもまた新しい世界が広がっていくはず~!》とXに投稿。さらにアニメ『TIGER &BUNNY』シリーズ(NETFLIXなど)の脚本にも参加していることを明かした。
また「吉田先生のようにアニメと実写という垣根を超えて活躍するのが正しい」と自身を讃える声に対して、吉田氏は《一昔前は一つの業界に絞って頑張るべき、どっちつかずになるという意見が主流だったと思います。どちらの現場にも独自のルールや長所短所があるのでそれさえ学べばどちらの本もみんな書けるようになると思います!》とリプライしている。
朝ドラだけでなく、人気アニメも手掛けている吉田氏。その仕事ぶりに、Xでは驚きの声がこう上がっている。
《えぇぇ!?オタ娘2人が明日朝驚き過ぎて学校行けなくなりそうです… 週末まで内緒にしておきます アニメたくさん見るので、脚本家さんに注目してみます》
《えー! そうなのか!ぼざろと虎に翼は、同じ脚本家さんなのか!!わたし、どっちも大好きだー!》
《え!?そうだったの???》
《えー!ぼざろと脚本同じ人なの?!》