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‘05年に放送された『女王の教室』(日本テレビ系)の生徒役で脚光を浴びた志田未来が、5月10日に31歳の誕生日を迎えた。ネット上には《時の流れを感じる》《女王の教室に出ていた小学生が31か。月日が経つのは早い》と、時の経過に驚く声が溢れているが、ドラマ放送から19年、同作で小学生を演じた子役たちは現在どのような日々を送っているのだろうか?

 

同作は天海祐希(56)が主演を務めた学園ドラマ。成績で生徒を差別し、自分に逆らう者は徹底的にしごきのターゲットにする悪魔のような鬼教師・阿久津真矢(天海)と、彼女に立ち向かう神田和美(志田)を中心とした小学6年生たちの奮闘と成長を描いている。賛否両論を引き起こした同作の最終回の視聴率は25%超え。「第43回ギャラクシー賞 奨励賞」「第24回向田邦子賞」など数々の賞を受賞した。

 

志田が演じた和美は真っ直ぐな性格で友達思いな女の子。真矢のやり方に納得出来ず、友達だと信じていたクラスメイトにことごとく裏切られるが、友達を庇い続ける和美の影響でクラスはひとつになり、和美自身も人間的に成長していく。

 

ドラマ放送中はまだ12歳だった志田は持ち前の高い演技力で一躍注目を集めると、翌’06年には『14才の母』(日本テレビ系)で妊娠した中学生という難役を演じ実力を世に知らしめた。’09年には『誰も守ってくれない』で映画に初主演し「第33回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞。’10年にはスタジオジブリの映画『借りぐらしのアリエッティ』で声優初挑戦にして主人公・アリエッティを演じた。

 

その後もドラマや映画に次々と出演し、プライベートでは‘18年に一般人男性との結婚を発表。最近では、5月4日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)に出演しすっかり大人になった姿で視聴者を驚かせた。

 

和美と同じ塾に通う仲良しグループの1人、田中桃を演じた伊藤沙莉(30)は、お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介(34)が実の兄ということでも知られている。

 

20代前半までは仕事が少なかった伊藤だが、’17年放送のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』で米屋の娘・米子を演じて注目され、18年には「第10回TAMA映画賞」で東出昌大(36)主演の映画『寝ても覚めても』含む4作品において最優秀新進女優賞を受賞。以降、毎年何かしらの賞を受賞し続け、テレビや映画に引っ張りだこだ。

 

近年では山田孝之(40)主演のNetflixドラマ『全裸監督』や菅田将暉主演のドラマ『ミステリという勿れ』にも出演。今年4月から放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では主人公の猪爪寅子を演じている。

 

『虎に翼』は日本初の女性弁護士で、後に裁判官になった三淵嘉子氏の人生をもとにした物語。ヒロインの寅子の明律大法学部の同級生、稲垣雄二役で出演している松川尚瑠輝(32)は、『女王の教室』ではお調子者だが根は優しい和美の親友となる真鍋由介役で出演しており、2度目の同級生役での共演に注目が集まっている。

 

2歳から子役として活動する松川は、『女王の教室』以降も数々のドラマや映画に出演。石原さとみ(37)主演の’16年のドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』では主人公が配属される校閲部のメンバー、阿部寛(59)主演の『下町ロケット』では佃製作所技術開発部の佐伯文也を演じた。

 

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出典元:

WEB女性自身

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