羽生結弦 元妻と生活した仙台市内の億ションを売却していた…購入時とほぼ同価格の“投げ売り”状態
画像を見る 23年9月末を持って10年以上続いたANAとのスポンサー契約を満了した羽生

 

■“決意表明”の日にマンション売り払い

 

喜びも悲しみも詰まった、たった105日の“愛の巣”。ついに羽生は決断した。前出のフィギュアスケート関係者はこう話す。

 

「4月19日、羽生さんはマンションの1室を不動産会社に売却していたのです。19日は羽生さんにとって転機の日です。’22年7月19日に“決意表明の場”として開いた会見で、彼はプロ転向を発表しました。今年の7月19日は、初の単独アイスショー『プロローグ』のDVDの発売日になっています。今回も、自分の中で一区切りをつけるためにこの日を選んだのでしょう」

 

そして羽生が売却した部屋は、誰もが購入できる状態で売りに出されているという。

 

「大きなクローゼットが印象的な間取りです。寝室がいくつかあるので、子どもを育てる未来も考えていたのかもしれません」(不動産会社関係者)

 

その値段は、購入価格とほぼ同じようだが――。

 

「彼は、一つ一つの数字を大切に扱う人です。たとえば以前、ぴったり311秒のプログラムのメドレー動画を投稿し、被災地への祈りを示していました。“サンキュー”の気持ちを込めて、ファンのために39秒の動画を投稿したこともあります。

 

今回の価格設定にも少しひねりがきいていて、実に羽生さんらしいと感じました」(前出・フィギュアスケート関係者)

 

前出の不動産会社関係者は、販売価格についてこう分析する。

 

「近年、仙台のマンションの資産価値は、基本的には上昇傾向にあります。少し待てば、今より高く売ることもできたでしょう。それでも羽生さんは、購入時とほぼ同価格で“投げ売り”しています。利益を無視してでも、一刻も早くこの部屋を手放したい、状況をリセットしたいという思いがあったのかもしれません」

 

では、残されたもう1室はどうなっているのだろうか。

 

「このマンションを買うまで、羽生さんは家族と住んでいました。リンクへの送迎や食事管理などを家族が行っているからです。ただ、売りに出した手前、自分のファンなどが隣人になって問題が生じる可能性もあります。そのためすでに別の場所へ、一家で引っ越しているかもしれません」(前出・フィギュアスケート関係者)

 

羽生家が経営する個人事務所「株式会社team Sirius」の代表取締役に、マンション売却について尋ねたところ「回答は差し控えさせていただきます」と文書で回答があった。

 

《実際、まだまだ進化の途中だと僕は思っているので。これからも努力し続けて、いろんな経験を力に変えて、応援も力に変えて進んでいけたらいいなと思います》(「スポーツ報知」‘24年4月8日配信)

 

“愛の巣”を売る直前、4月7日のアイスショー『RE_PRAY』宮城公演の終演後に、次の野望を聞かれこう答えていた羽生。苦い離婚の思い出も力に変えて、心機一転、未来に突き進む――。

 

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