5月25日に放送されたラジオ番組『さまぁ〜ずのさまラジ』(ニッポン放送)で、さまぁ~ずの三村マサカズ(56)が『THE SECOND~漫才トーナメント』(フジテレビ系)について語る場面があった。
5月18日に行われた『THE SECOND~漫才トーナメント』は結成16年以上の漫才師のための「セカンドチャンス」というコンセプトの賞レースで、結成19年目のコンビ・ガクテンソクが優勝して話題を集めていた。
三村は番組の冒頭で、「THE SECOND、観ました。俺、分かったのよ。あの番組4時間全部観て」と自ら切り出すと、「まあ毒ではないよ。16年間鳴かず飛ばずだった人達じゃん、要は。どっちかはうまいのよ、ツッコミかボケの。ガクテンソクはツッコミの子が抜群にうまいじゃん」と持論を展開。
さらに、「だから、(ボケと)2年目、3年目は凄い差があったのよ。だんだんボケもうまくなってって、ようやく今回花開いた、みたいな」と語ると、相方の大竹一樹(56)も「うまいこと言うね」と賛同した。
三村は続けて、「だからそんな気がする大会なの。(コンビの)どっちかが頑張った大会。最初からどっちかはうまくて。でも相方は同級生、もうこいつしかいないっつって、『お前、もうちょっと間を良くしてくれ』と言って、直していって直していって。そんなチームばっかだったような気がする。どっちかが弱いんだ、これ。両方うまかったらとっくに売れてるから」とコンビの関係性を考察した。
実際、優勝したガクテンソクの2人は中学からの同級生だ。さらに、決勝に進んだ金属バット、ザ・パンチ、タモンズ、ハンジロウの4組が高校、タイムマシーン3号が専門学校、ななまがりが大学の同級生で、なんと8組中7組が同級生コンビだった。
三村が語ったように、同級生で切磋琢磨したコンビたちがしのぎを削った今回の『THE SECOND』。その同級生コンビの中でももっとも長い、中学からの付き合いの2人がセカンドチャンスを掴むことになった。