市川團十郎 襲名披露興行の“ご祝儀半減危機”で画策する「出稼ぎ世界ツアー」
画像を見る エステ帰りの海老蔵

 

■NYを皮切りにパリやロンドンへ

 

そこで、團十郎はほかの打開策をめぐらせているという。

 

「円安に目をつけて、年内にNY公演を開催できるよう動いていると聞いています。長らく團十郎さんとスポンサー契約している『伊藤園』は最近、大谷翔平選手も広告キャラクターに起用し、NYのタイムズスクエアに巨大広告を掲出しました。團十郎さんのNY公演をバックアップする可能性は高いと思います」(前出・梨園関係者)

 

團十郎の野望はNYだけにとどまらない。

 

「“日本がダメなら世界で稼げばいい”と、歌舞伎界最大のブランドを生かすべく、NYを皮切りにパリやロンドンなど世界各地を回る構想があるそうなんです」(前出・梨園関係者)

 

実際、彼は海老蔵時代の’04年10月にパリ・国立シャイヨー劇場で「十一代目市川海老蔵襲名披露公演」をおこなった。

 

「かねて團十郎さんは“襲名披露ワールドツアー”に意欲的でしたが、コロナ禍がおさまった現在でも松竹が慎重な姿勢を見せているといいます。

 

というのも、先代の團十郎さんがおこなった’82年と’85年のNY公演が大赤字となってしまった苦い過去があるのです。円安で経費も想像以上にかさみますから、NYだけならまだしも、松竹が他都市まで全面的にバックアップすることは難しいかもしれません。

 

その場合は“自主公演”となるでしょうから、最後は團十郎さん個人の人脈がものを言うはずです」(前出・梨園関係者)

 

“出稼ぎ”團十郎なら、ご祝儀で“荒稼ぎ”できるかも!?

 

次ページ >【写真あり】金ピカ車で子供の送迎をする團十郎

関連カテゴリー: