■明石家さんまだけじゃない…ほんこん、メッセンジャー・あいはらも苦言
だがそのいっぽうで、“怖いもの知らず”の粗品を良く思わない先輩芸人も増えているようだ。
まず、明石家さんま(68)は今月8日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、粗品と宮迫のバトルは“わざとだと思っていた”とコメント。その上で、粗品にこう苦言を呈していた。
「マジやったら我々世代、芸能界では考えられない。後輩が先輩を(けなす)っていう。吉本じゃないって言ったって、お笑い芸人は先輩後輩、縦(社会)やから。先輩に対して、ああいうことを言うっていうのは、本当は間違いやねん」
さらに「今度、粗品に会ったら聞いてみようと思って。どういう意図か。俺が言うなら言うで、言ってあげようと思ってる」と、諭す意向を示していた。
そして、さんま以上に怒りをあらわにしたのは、ほんこん(61)とお笑いコンビ・メッセンジャーのあいはら(54)。15日放送の『土曜の午後は、トコトンほんこん!』(ラジオ大阪)で、ほんこんはリスナーから寄せられたメッセージにかけて粗品の話題に言及。
「おるやん、たまに。痛いやつ。『人間性疑うわ』っていう奴。芸人でも『吉本辞めたら、先輩でも何でもないわ』って、今揉めとるやん」
あいはらが「今日ほんこんさんにその話、聞いてみたかったんですよ」と投げると、ほんこんは「粗品やろ? 俺な、粗品悪い奴ちゃうけども、あれはアカン」とピシャリ。
するとあいはらは、「粗品がそう言うのは、もうわかったと。その代わり、僕が言われる可能性もありますよね? もう殴ってもいいっすかね? 殴りたいなと思うんすよ」と漏らしたのだ。
ほんこんは「俺はええと思うよ。いけいけ」と促しつつも、「俺も言われたらどうしよ?」と不安視。あいはらから「冷静でおれます?」と聞くと、ほんこんは「いや、俺言われたら嫌や。ホンマにもう、俺の本性出んで」と興奮気味に。だがすぐに、「『そんなこと言わんといてくれや』って言うてまうわ 」と笑いを誘っていた。
レギュラー番組の終了に加え、先輩芸人たちからは毒舌に苦言を呈されるダブルパンチの粗品。“包囲網”が狭まりつつある状況を、どのように捉えているのだろうか。