バラエティ・グルメ番組『東海地方のド定番 なぜそこまで愛される?太田×石井のデララバ』(CBCテレビ)の一部カットが6月20日にYouTubeで公開され、爆笑問題の太田光(59)が最近何かと話題の霜降り明星の粗品(31)について言及した。
読者からの質問に答えるコーナーで、“時事漫才”以外はやらないのかを問われた太田は、自分たちの漫才は「ナンセンス」であり、政治思想も深い意味もないと発言。そのため、7代目立川談志(享年75)について「あの人は巨匠になっちゃったから談志師匠が何か言うと、『どういう意味なんだ?』ってみんなが考えるようになっていった。でも、後半、それ苦しくなったんじゃないかな」と、共感を持って考察した。
さらに「だから、(林家)三平師匠のことを『あんな下手くそ』って言いながらも、先輩でありながらもですよ? やっぱり、晩年とかその時代もそうですけど、『敵わねえよ、三平師匠には』っていうのは言ってたし、つまりそういうものが本当はお笑いとしては1番・・・」と続けると、すかさずアナウンサーの石井亮次(47)が「今で言うと、粗品さんと宮迫さんのアレも、その手のやつですかね?」とかぶせて質問。
“粗品と宮迫のアレ”とは、粗品と元雨上がり決死隊の宮迫博之(54)の間で繰り広げられていた“舌戦”のこと。粗品がテレビ番組で宮迫のことを「YouTuberおもんない」「先輩じゃない」などと批判したことを皮切りに、動画でお互いが罵り合うことに。最終的には宮迫が「もう勘弁してください」と完全降伏している。
太田は少しの間の後、首を傾げながら「粗品と宮迫はどうなんだろうね? 粗品は、でも面白いと思うね、俺は。ああやって、『何もそこまで!』って。あいつ何考えてんだろって思って。そこまでコテンパンにする必要ないよね! 何されたの、お前が!? あの無意味さね(笑)。あの無意味な噛みつき。あれは芸人としては面白いですよ。突き抜け感がすごい」と、粗品について嬉しそうに感想を述べた。