昨年末から「週刊文春」に性加害疑惑が報じられ、発行元である文藝春秋に約5億5000万円の損害賠償や訂正記事を求めて提訴したダウンタウン・松本人志(60)。
裁判に注力するため芸能活動を休止してから、間もなく半年が経とうとしている。6月26日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、出演者の芸人らが思いを馳せる一幕があった。
番組後半の企画で、「ロボットダンスのプロが五木ひろしのモノマネをマスターしたら最強の『五木ロボ』ができあがる説」が放送された。プレゼンターとして登場したのは、お笑いコンビ・ランジャタイの伊藤幸司(38)と国崎和也(36)。
登場するやいなや、注目を浴びたのは国崎の顔面だ。右眉毛だけがきれいにそり落とされており、ゲストの朝日奈央(30)は「あれ、なんか眉毛……」と動揺。浜田雅功(61)も、「おかしいやろ」とツッコミを入れていた。
「眉毛なくなっちゃって、すみません」と呟く国崎に、お笑いコンビ・麒麟の川島明(45)は「どうしました?」と質問。すると国崎は渋い表情をしながら、こう説明したのだった。
「これ信じられないかもしれないですけど、あの、ダウンタウンと連動してて……」
この回答に浜田は思わず吹き出し、みちょぱこと池田美憂(25)は「片方ないんだ、今」と相槌。ケンドーコバヤシ(51)が「信じられないよ、それは」と指摘すると、国崎は「信じられないでしょ。急になくなったと思ったら、そうだった(連動していた)んですよ」と語った。
みちょぱが「もうじゃあ、ずっと(眉毛ない)?」と尋ねると、「全然生えてこない」「ずっとそう」と即答した国崎。川島からも「今年入って生えてない?」と聞かれると、「今年入って生えてない」と返していた。
次にケンコバから「ポツポツはきてるの?」と投げられると、国崎は「テレビにパッて映るときに、ちょっとパッて(眉毛も)出ますけど」と回答。
松本の存在を仄めかすような国崎の“ボケ”に、スタジオは大爆笑。川島も「この番組とかでねぇ」とリアクションし、VTRで松本が映し出されるときに“眉毛も生える”という国崎に「ちょっと早く生えてきてよ」と求めていた。
松本の復帰を望むような出演者らのやりとりに、Xでは反響が広がった。
《国崎くんの右眉は松ちゃんと連動》
《おもろい上にちゃんとリスペクトしてるのさすが》
《国崎さんの眉毛ダウンタウンと連動してて水ダウでちょっと写るとちょっとはえる 松ちゃん国崎さんの眉毛のためにも早く帰ってきてあげて》
国崎の眉毛事情について、あるラジオ関係者はこう語る。
「国崎さんの右眉毛は、実は以前から剃られていました。今年1月放送のラジオ番組『パンサー向井のチャリで30分』(ニッポン放送)に出演した際、突如として右眉毛と頭髪を剃って登場。その理由について、ロックバンド・ZAZEN BOYSなどで活動する向井秀徳さん(50)との対談前日に、“テンションが上がった勢いでやってしまった”と明かしていました。とはいえ、『水ダウ』でアピールした松本さんを慕う気持ちは本物でしょう」
そんな国崎には、今年2月にも“松本愛“を感じるエピソードが。
結成16年以上の漫才師を対象とした賞レース『THE SECOND』の組み合わせ抽選会に、ランジャタイが登場。抽選箱から紙を引くフリをした国崎は、「おいおい嘘だろ」とリアクション。番号が書かれているはずの紙を広げると、そこには「松ちゃん」と書かれた文字が。
驚く国崎にMCを努めていた令和ロマンの髙比良くるま(29)が、「松ちゃん入ってねぇよ」とツッコミ。だがランジャタイはくるまを無視し、「松ちゃん~~」とラブコール。カメラに手を振りながら、「松ちゃん見てる~?」と呼びかけ続けたのだった。
テレビを通じた後輩芸人の熱い思いは、松本にも届いていることだろう。