7月20日18時から始まった『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』(フジテレビ系)。『千鳥の鬼レンチャン~サビだけカラオケ タッグモード大会~』企画に出演した女性芸人のパフォーマンスがお茶の間に衝撃を与えた。
鬼レンチャンは、有名な楽曲のサビだけを1音も外すことなく10曲連続で歌い切れるかを競う番組。10曲連続でクリアすると賞金200万円が獲得できる。
霜降り明星のせいやとNovelbrightの竹中雄大のペアが5レンチャン、ほいけんたとたむたむのペアが9レンチャン、Travis Japanの松田元太と松倉海斗のペアが7レンチャンという結果となるなか、次なる挑戦者として現れたのはSTU48の池ちゃんこと池田裕楽(20)とキンタロー。(42)ペア。
キンタロー。は、アンジェリーナ・ジョリーのトゥームレイダーの扮装で登場。1曲目の課題曲である一青窈の『ハナミズキ』を歌い切ると、続いてデヴィ夫人の扮装に衣装チェンジ。大袈裟な表情のモノマネを行いながらにも関わらず、2曲目の課題曲であるZARDの『負けないで』も、1音も外さずクリアした。
しかし3曲目の課題曲、松本梨香の『めざせポケモンマスター』でまさかの出来事が。キンタロー。が、ピカチュウの扮装で現れたのだ。顔面を黄色に塗りつぶし、黄色の全身タイツを履いたキンタロー。はステージに登場するなり「ピカチュウピカピカ〜サトシどこ〜? アーーーーッ!」と奇声をあげる。スタジオでMCを務める千鳥ら芸人からも「こんなん違うてピカチュウ」「こわっ」と困惑の声があがったが、見事課題曲をクリア。キンタロー。は「やったピカ」と喜んでいた。
実際のキャラクターとはかけ離れたピカチュウの扮装は、もちろん視聴者にも大きな衝撃を与えたようだ。Xではピカチュウ姿のキンタロー。が登場するなり多くの悲鳴があがっていた。
《キンタローのピカチュウ放送事故》
《キンタロー。のピカチュウ怖すぎるwww》
《キンタロー、そのピカチュウは子供が見たら泣くって》
《キンタローの実写版ピカチュウやばすぎる、絶対怒られるw》
《鬼連チャンのキンタローのピカチュウお腹捩れるくらい笑った》
その後もキンタロー。は浜崎あゆみやアンミカ、キングボンビー、映画『シャイニング』のドアを突き破り顔を出すジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)、日曜劇場『VIVANT』(TBS系)のノゴーン・ベキ(役所広司)のモノマネを披露しながら課題曲をクリア。
9曲目では『サザエさん』の中島君に扮し西野カナの『Dear…』に挑むも、キンタロー。は挑戦前から疲れ切った様子。実は、モノマネの衣装チェンジに要する準備のため、9曲目に挑戦するまででロケ開始から10時間が経っていたのだ。疲労もあってか、惜しくも歌い始めで音程を外してしまい、ペアの記録は8レンチャンとなった。
10曲連続クリアには至らなかったキンタロー。だが、Xでは「キンタロー」がトレンド入り。大いに視聴者を楽しませたようだ。