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近年、芸能界で一つの流れとなっているのが、キー局などのアナウンサーが退社しフリーになるというパターンだ。これまで田中みな実(37)や宇垣美里(33)、鷲見玲奈(34)といった女性たちが局アナからフリーアナに転身してきた。

 

その中でも急先鋒と目されているのが森香澄(29)だ。テレビ東京のアナウンサーだった森は’23年3月に退社し、以降はグラビアやバラエティで大活躍。今年2月にはファースト写真集『すのかすみ。』をリリースし、6月には地上波で初めての冠番組『森香澄の全部嘘テレビ』(テレビ朝日系)がスタートした。

 

フリーになることで、ニュース以外の番組でも自身の魅力を発揮できるようになった彼女たち。活躍が目覚ましいいっぽうで、視聴者が苦手と感じるフリーアナもーー。そこで今回、本誌は「好きなフリー女子アナ」「苦手なフリー女子アナ」をテーマに、20~70歳の女性500人を対象にアンケートツール「Freeasy」を利用して調査を実施。ここでは、「苦手なフリー女子アナ」についての結果を公表する。

 

第3位となったのは、神田愛花(44)だった。’03年にNHKに入局した神田は、人気お笑い番組『爆笑オンエアバトル』の6代目司会や『紅白歌合戦』のラジオ実況を務めることに。’12年に退社すると、『めざにゅ~』(フジテレビ系)や『スッキリ』(日本テレビ)といった番組に局を超えて出演。現在は『ぽかぽか』(フジテレビ系)でMCを務めており、同局の昼間の顔となっている。

 

神田は‘18年4月、バナナマン・日村勇紀(52)との結婚を発表。また今年7月には初めてのエッセイ本『王道っていう道、どこに通ってますか?』を出版するなど、公私共に順風満帆。その人気の秘訣は王道女子アナらしくない元気な姿も一因と思われるが、アンケートでは《もう少し控えめな方が好感を持ちます》《うるさいイメージ》との声が。

 

また、’23年5月24日、『ぽかぽか』内でドラマ『ナースのお仕事』(フジテレビ系)に出演した松下由樹(56)を前にして、同ドラマを見たことがないといい、「違法かもしれませんけども、YouTubeでちょっと拝見しまして」と失礼発言。その3日後に放送された『ハモネプ2023大学日本一決定戦!アカペラ青春フェスSP』(フジテレビ系)では、各グループがアカペラを披露するなか、「皆さんどんぐりの背比べ」とコメントし物議を醸すことに。神田に悪意がないことは見て取れるものの、このような発言について《失礼な物言いをするから》という指摘もあった。

 

続いて、第2位となったのは滝川クリステル(46)だ。’00年にフジテレビに受験したものの不採用となった滝川は、その後、テレビ制作プロダクション「共同テレビ」初の新卒アナウンサーに。そして『スーパーニュース』『ニュースJAPAN』といったフジテレビ系のニュース番組でキャスターを務めた。

 

‘13年、IOC総会で東京五輪誘致のプレゼン役を担った滝川は、その際に語った「お・も・て・な・し」が同年の「新語・流行語大賞」の年間大賞を受賞。また’19年8月には自民党の小泉進次郎議員(43)との結婚を発表し、’20年1月と’23年11月に男児と女児を出産している。

 

ニュース番組でキャスターを務めたり、国際的な舞台で活躍したり。さらに、政治家と結婚したり……。そんな滝川について、アンケートでは《親しみがない》《真面目を絵にかいたようなタイプで親近感が持てない》という声が。なかには《お高くとまっている気がします》《お高く留まっていて近寄りがたい》という声もあり、滝川の醸す“高嶺の花感”が不評を買っているようだった。

 

実際、長男を出産する際のベビーシャワーが非常に豪華であったり、1才からセレブ幼児教室で英語教育に通わせているなどの華麗な私生活が報じられたことも。実際にセレブであるため仕方ないのだが、そのような雰囲気に親しみにくさを感じる人もいるようだ。

 

そして第1位は、田中みな実だった。’09年にTBSに入社した田中は『サンデージャポン』や『有吉ジャポン』といった番組に出演。’14年9月に退社すると、’19年12月に発売した1st写真集『Sincerely yours…』が発売1ヵ月で50万部の大ヒット。以降は俳優業に進出し、『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)など話題作に次々と出演している。

 

今年も4月期のドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)で主要キャラクターを演じた上に、7月期には『ギークス~警察署の変人たち~』(フジテレビ系)と『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)と、2つの作品に出演している。

 

自身がMCを務めるバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)で“男性の飲み物を「飲んでみたい」とせがんで一口飲ませてもらった後に、「間接キスになっちゃうので、気をつけて」とわざと言う”といった「あざとテク」を披露することもしばしばな田中。今回のアンケートでは《本人の売りにもしていると思いますが、あざとそうなところが苦手です》《女性の色気を出し過ぎ》と、同性だからこそ気になる点への指摘が上がった。

 

また7月放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で「いつまで経っても“フリーアナウンサーの”って言われることが結構私はストレスで。アナウンサーの仕事を一つもやっていないのに肩書きがフリーアナウンサーなんだよね、皆さんの中で」「“フリーアナウンサーが”“元局アナが”“ぶりっことかやってたくせに”女優をやっているって。エンタメの種類が変わったっていうだけなんだけど」とフリーアナウンサーであることを否定して物議を醸した田中。

 

実際、今回のアンケートでも《アナウンサーなのか自称女優なのかわからない》《アナウンサーと言いながら、タレントや俳優活動もしてるのでアナウンサーではないと思う》という声や、《アナウンサーとしては苦手、アイドルの位置であればきにならない》といった声が上がっていた。

 

いっぽう田中は、本誌が行った「好きなフリー女子アナ」ランキングでは第3位にランクインしていた。苦手と思われるのも、人気者の証拠かもしれない。

 

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出典元:

WEB女性自身

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