’18年9月の無観客ライブを最後に、活動休止状態となっている伝説的ロックバンド・X JAPAN。ファンが再始動を望むなか、“新たな動き”に関心が高まっている。
《@ToshIofficial 話し合いしない?》
8月6日の午後1時25分に、突如としてXにこうポストしたのはYOSHIKI。メンバーのToshlのアカウントをメンションしており、直接的に呼びかけたかたちだ。このポストはすでに270万件以上のインプレッションを集めており、ファンからは歓喜の声が相次いでいる(6日17時現在)。
《2人の絆、信じてる》
《ぜひ早急にして欲しい! X歌えるのはToshlだけだよ》
《少しでも良い方向になりますように。心から願ってます!》
X JAPANの活動をめぐっては、先月20日にYOSHIKIがInstagramに投稿した“意味深メッセージ”が話題に。バンドのロゴと未発表音源を添え、《World Tour? #xjapan》と綴っていたことから、ファンの間では“近日中に新たな発表があるのでは?”と期待が高まっていた。
そんなYOSHIKIは、8月1日に都内で記者会見を開催。しかし、X JAPANに関する具体的な進展が伝えられることはなかった。
「YOSHIKIさんはこの会見で、10月に3度目となる頸椎の手術をロサンゼルスで受けることを発表。今月のディナーショーは開催するとしつつも、手術後は治療に専念する方針を明かしていました。
いっぽうX JAPANのアルバム発売に関しては、複雑な心境を語りつつ『出しちゃおうかな』とコメントする一幕も。ですがInstagramの“意味深投稿”については、『なんなんでしょうね?』と記者を煙に巻いていました。そのため期待していただけに、ガッカリしたというファンも少なくありませんでした。
またYOSHIKIさんはこの会見で、Toshlさんの名前を出すことはありませんでした。これまで両者の間に一部で“確執”があるとも囁かれてきたこともあり、ToshlさんがYOSHIKIさんの呼びかけにどう反応するか注目が集まっています」(音楽関係者)
昨年10月下旬にはベーシストのHEATHさんが亡くなり、追悼コメントのなかで《バンドのリーダーとしては、最後に果たさなくてはいけない責任が残っています》と記していたYOSHIKI。ファンの期待に応えるようにToshlに働きかけたかたちだが、ネットやXでは不特定多数の人の目に晒される場所での外堀を埋めるようなコンタクト方法に、疑問視する声も上がっている。
《少し前にX JAPAN WORLD TOURと臭わせ発言をして、今度はTOSHIに話し合いしない?って明らかに順序逆でしょう?》
《こういう事をわざとXに投稿しなくていいんじゃないの? これでみんながまた期待したり、不安になったりするがわからないのかね? 前回のポストといい、記者会見といい、もういい加減にしてほしいわ。ただだ辛い》
《強制的に応じるように仕向けるやり方が汚い。 色々望むファンを味方につけてのこのやり方は汚い》
今のところToshlは沈黙を守っているが、今後どのような展開が待ち受けているだろうか。果たして――。