8月7日、YouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」にアップされた動画にお笑いコンビ・アルコ&ピースが出演した。
「【トーク】アルコ&ピース これがなければもっと早く売れていたかも…しくじりエピソードベスト4!」と題する動画で、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏(48)の希望で、アルコ&ピースに過去の失敗を教えてもらうという企画。そんななか、平子祐希(45)が、テレビ番組の編集にブチギレた過去を明かした。
動画の中盤、平子は第3位のしくじりとして、「奥さん」を挙げた。「テレビに多く出れるようになったきっかけは、奥さんが好きだって話がきっかけなんですけども。僕、今でこそオファーがないと、奥さんの話をしないんです」と、現在は自分から妻の話はしないという平子。しかし、一時期躍起になって奥さんの話をしていた時期があったといい、そのきっかけになったあるテレビ番組への出演について振り返った。
当時、妻や家庭を大事にする平子に対し、家庭の様子をロケ撮影し、スタジオにも妻と2人で出演してくれないかというオファーがあったという。当初、平子としてはその番組に対して“きな臭い”印象を抱いていたため断る予定だった。
「言い争いの多い番組のイメージがあったんで、申し訳ないですけど、うち、ほんとに仲いいんで。鬼嫁ブームもあったので、鬼嫁の要素ないですか? っていう仕事も全部断ってたんですよ。お断りしようと思ったら、“いや、実はうちの番組は最近変わってきまして、ほんとにほっこりした仲のいいご家族の様子を映したいんです”って言われたもんで、じゃあ、わかりましたって」
番組の趣旨が“仲のいい家族の様子を映したい”だったため、番組のオファーを受けた平子。ロケの内容は至って真っ当だったようだ。
「うちにロケ来てもらって、ちょっとコントっぽいのもやりますよ。奥さんとイチャイチャみたいなのもあって。で、長男が生まれたばっかりでまだ赤ちゃんで、抱っこしてる様子とか撮ってもらって。で、“ちょっとお子さん、ソファーに置いていただいて、奥さんと話してるシーン取らしてください”と言われて、わかりましたってソファーに置きます。で、奥さんと話してるシーンとか、ちょっとイチャイチャっとしてるシーンとか撮りました」
しかし、後日訪れたスタジオではまさかの出来事が起こることに。
「僕たちのその家のVTRが流れるわけですよね。そしたら、僕がソファに1回お子さん置いてくださいって言われたところが、 “僕が奥さんといちゃつきたいから子供が邪魔”っていうシーンに編集でされてるんすよ。
コント調にやってた奥さんとイチャイチャしてハグとかしてるところも、可愛らしいシーンじゃなくて、僕の顔面をバーンってなんかアップにして気持ち悪いとこでストップモーションかけて気色悪い演出に仕立て上げられて。子供は邪魔で、奥さんは俺が性欲を満たすための道具だ! みたいな演出をされてて……」
スタジオで共演したレギュラーメンバーからも、妻がいる場で「気持ち悪い旦那さん。子供のこと、奥さんのことなんだと思ってんの。気色悪い」と言われたという。
「おそらく番組はここの(共演者との)ぶつかり合いを、取りたかったんです。 でも、事前の話と違いすぎて、僕は一切テレビなんか出てない時期ですけど、楽屋戻って、当時のマネージャーに『全部切れ! 流すな!』って。今だったら僕、スタジオでキレてます。なんかそこでヘラヘラとしちゃったんです。今考えると悔しいんですよ。スタジオでヘラヘラしちゃったんです、俺。言われっぱなしで……」
せっかく家族が協力してくれた撮影を、事実と異なるように歪められオンエアされてしまった平子。そのため、一時期行っていた家族愛アピールは世間に広がったイメージを回復するために行っていたと告白した。平子にとってこの出来事は相当ショックだったようで、「テレビ不信になりましたね」とも回想していた。
YouTubeのコメント欄では平子に同情する声が寄せられている。
《3位は今だと番組側が大問題になるよね…》
《3位の奥さんのやつ ひでぇディレクターだ》
《3位の番組なんなんだろ……ちょっとガチでムカついちゃった。 平子さんまじで大好きです》
《3位の話は流石にありえん。人の心がなさすぎるだろ》