8月11日(日本時間)に行われた陸上女子やり投げ決勝で、見事金メダルを獲得した北口榛花選手(26)。日本勢女子ではフィールド種目で史上初の金メダルという、歴史に残る快挙を達成した北口選手だが、“超大御所芸能人”から耳を疑うような発言が飛び出した。
それは、8月11日に放送された情報バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)内でのこと。番組では、パリ五輪での日本選手の活躍を取り上げており、11日早朝に栄冠に輝いたばかりの北口選手についても触れることに。
金メダルという結果だけでなく、競技中の待ち時間にフィールドに寝そべりながらカステラを頬張る姿、身につけた蝶のピアスと金色のヘアゴムといった、ふるまいや服装も注目を集めた北口選手。
これらはゲン担ぎとして北口選手本人が公言しており、番組でもこのことを映像とともに解説。アナウンサーが説明を終えると、番組MCを務める和田アキ子(74)が笑いながらこう言い放ったのだ。
「あはは、なんか、トドみたいのが横たわってるみたいな」
続けて「かわいいなあ」とも言っており、和田本人としては、愛着を込めた発言だったのかもしれない。ただ、寝転ぶ北口選手を巨躯で知られるトドに喩えたことに対して、X上では嫌悪感を抱く人が続出。
《和田アキ子さんの発言まじ? ホントだったらもう引退して。 失礼すぎる。この人が出てるのもう見ない。》
《もう早く引退させろや 時代に合ってないとかのレベルじゃない 単純に誹謗中傷、差別思考 テレビ出すなこんなやつ》
《和田アキ子追放しよう。 政治家のジジイと同じで 自分の発言をコントロールが 出来ないならもう引退でいい》
《フワちゃんよりタチが悪い》
なお、「日テレNEWS」によると、北口選手は競技中に寝そべる理由について、「イスに座るより寝っ転がっていた方が、姿勢が崩れない。自分の高さに合っていないイスがどうしても猫背になってしまうので」と明かしており、ただダラダラするために寝そべっているわけではない。
今回の発言がすでに大炎上している和田だが、『アッコにおまかせ』といえば、つい先日も“やらかした”ばかり。
7月7日放送回で、その日投開票だった東京都知事選を特集し、投票時の注意点などを「雑学」として紹介。その際に、宇内梨沙アナウンサーが「(候補者の)漢字を間違ってしまうと無効になってしまうので、正しく書くようにしてください」「ひらがなで立候補している人は、ひらがなで書きますし。漢字で立候補している人は、漢字でちゃんと書くようにしてください」などと注意喚起したのだが、これは誤り。番組内ですぐさま訂正したが、有権者に郵送される入場整理券についても、“なくした人はマイナンバーカードなどを持参するように”と説明したのだが、これも誤った情報だった。
これには批判が殺到し、翌週放送回の冒頭で宇内アナが謝罪する事態に追い込まれていた。また3月3日放送回でも、当時まだ情報が一切公開されていなかった大谷翔平選手の妻・真美子さんについて、和田が「で、奥様が180センチくらいあるんでしょ?」と“お漏らし”してしまうということもあった。
番組内での不見識な発言が相次いでいることもあって、『アッコにおまかせ』そのものの終了を求める声も相次いでいる。
《失礼すぎる ありえない アッコにおまかせ、打ち切りにしてほしいし、和田アキ子もテレビで見たくない》
《アッコにおまかせ、番組終了して下さい 選挙の件で懲りずに、今度は失言》
《アッコにおまかせ! もう終了しなよ》
和田は自ら番組終了の“鐘”を鳴らしてしまうことになるのか――。