8月19日放送の『CDTV ライブ!ライブ!』(TBS系)に、韓国の人気5人組ガールズグループNewJeansが出演し、メンバー5人がそれぞれ名曲のカバーを披露。しかし、ある曲の“紹介文”が波紋を呼んでいる。
この日は『CDTVライブ!ライブ!夏フェスSP』と題し、4時間半にもわたる生放送を行い、先日再結成したAqua Timezやポルノグラフィティ、Number_iなど人気アーティストが多数出演。なかでも目玉企画の一つとして話題を呼んでいたのが、NewJeansのメンバー5人それぞれによるカバーコーナー。
6月に行われた東京ドーム公演で、HANNIが松田聖子の『青い珊瑚礁』を、MINJIがVaundyの『踊り子』をカバーし絶賛を集めたこともあって、カバー企画が発表された当初から待ち望むファンが続出していた。
番組前半で、まずHANNIがTUBEの『シーズン・イン・ザ・サン』、DANIELLEがディズニー映画「リトル・マーメイド」の劇中歌『Part of Your World』を披露し、残る3人は後半で歌うという流れだった。
後半になり、HAERINが宇多田ヒカルの『Automatic』、MINJIが再びVaundyの『踊り子』、HYEINがスピッツの『チェリー』を順にカバー。そして、HYEINが『チェリー』を熱唱している際、画面右上に表示された曲紹介のテロップには、こう書かれていた。
「TikTokでもバズったスピッツの名曲」
‘96年4月に発売され、160万枚以上売り上げる大ヒットを記録し、今も日本中で愛されているバンド屈指の人気曲である『チェリー』。それだけに、「TikTokでもバズった」と紹介されたことが、逆鱗に触れたファンもいたようで……。X上ではこんな声が。
《TikTokでもバズった←スピッツをバカにしすぎだろ》
《ていうかスピッツのチェリーに対して「TikTokでもバズった」っておかしないですか?その前から名曲でしょ。こんな薄いコメントつけていい曲じゃないし》
《誰もが知っていると思っていたスピッツのチェリーが「TikTokでバズった名曲」って扱いで紹介されているのを見て自分がジジイになったんだなと痛感してしんどい》
《チェリーに対して「TikTokでもバズった」は失礼極まりない》
《カウントダウンTVさぁ… チェリーの説明文『TikTokでもバズったスピッツの名曲』は舐めすぎやろ…》
いっぽうで、“それだけ幅広い層に親しまれていることでは?”と理解を示すファンも。
《リアルタイムでチェリーが大ヒットしていた1996年に中学生だった自分としては、TikTok世代が生まれる何年も、十何年も前の曲がバズっているなんて、やっぱりスピッツは凄い、流石スピッツという感想なのだが、これが失礼になるのが割とわからなくて怖い》
《ファンだけど何が失礼なのか全然わからん。 これがもし「TikTok“で“バズった」なら、 TikTokきっかけで有名になったみたいに言われてるようで嫌だけど、これは「TikTok“でも“バズった」だから、すでに世間でバズったのを前提とした紹介だからね。 むしろ若い人もスピッツ聞いてるの嬉しく思えた》