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8月21日、Snow Man 目黒蓮(27)の療養が所属事務所より発表された。15日から体調不良のため、活動を休止中だという。それに伴って、主演月9ドラマ『海のはじまり』の第9話が1週延期になることも明らかになった。本誌は8月上旬、炎天下の都内で真剣な表情で、渦中のドラマ撮影にのぞんでいた彼を目撃していた――。

 

「19日の放送では目黒さん演じる主人公・月岡夏が愛娘を連れて実の父親と初対面しました。今作は『silent』の制作スタッフが再結集。元恋人の死を契機に、人生が大きく変わる主人公を通じ、親子の普遍の愛を描いています。

 

初の父親役に奮闘中の目黒さんは番宣番組で“理想の父”について『子供が選んだ方向、選んだ道をちゃんと信じて応援してあげられる父親になりたい』と宣言。まさにこれは彼のお父さんのことを指しているのです」(制作関係者)

 

目黒の実父はどんな人物なのだろうか。音楽関係者は言う。

 

「目黒さんはよく“ファイターみたいな人”と言っています。長身で強面な方で、元大工さんだとか。中学時代、地元のヤンキーに呼び出された目黒さんが自宅へ逃げ帰って『もう明日から学校に行けない……』と話すと、お父さんが逆にそのヤンキーを呼び出し正座させたという有名な逸話もあります。

 

また、野球少年だったお父さんは幼いころ生活が苦しく、おさがりのバットやグラブ、ユニホームでプレーしていたといいます。そのため、自分の子供たちには“好きなことを存分にやってほしい。可能性をつぶしたくない”と繰り返し伝えていたそうです。目黒さんはサッカー少年で、芸能界入りする前はプロになる夢を抱いていました。そんな彼のため実父はサッカーを猛勉強して徹底的に指導したといいます」

 

目黒はかつてのインタビューで当時をこう振り返っていた。

 

《アドバイスってレベルじゃないんですよ。試合中とか地獄で。怒鳴りまくるんで、僕は試合よりお父さんの機嫌が気になって。ダメだった試合の日は、家に帰るのが本当に嫌でした。家に着いても玄関を開けられず、10分くらいかけて覚悟を決めて、ようやく家に入ってもめちゃめちゃ怒られるという》(『Myojo』’21年3月号)

 

ブチ切れて徹底的に説教する“雷オヤジ”におびえていた目黒。だが、旧ジャニーズ事務所のオーディション直前、緊張で硬くなっていた彼を励まし、合格に導いてくれたのも実父だった。

 

《(オーディションには)圧倒されましたね。ただ直前にお父さんからメールが来て、少しだけ冷静になれて。“受かんなくてもいいし、受かってもいい。どっちでもいい。親は、常にお前の味方だから、思う存分やってこい”って内容でした》(『Myojo』’21年3月号)

 

’10年、中学2年生で入所した目黒だが、当初は苦労の連続。ジュニアのステージは最上階の端に追いやられ、同期にデビューを越されるなど、「何度も辞めたいと思った」と公言している。そんな彼を鼓舞したのも、やはり“雷オヤジ”だった――。

 

「目黒さんのお父さんは’13年に建設関連会社を設立しています。これは、芸能界の荒波にもまれ苦しんでいる息子を思っての行動だったのです」(前出・音楽関係者)

 

目黒本人も、2年前のインタビューでこう語っている。

 

《小さいころはしょっちゅう現場へ顔を出していたんだ。作業で出たゴミをちりとりで集めたり、中学生のころには機材の上げ下ろしなんかを手伝ったこともあった。大工さんになると思っていたからね(略)。じつはお父さんが会社を始めたのって、オレのためなんだ。もしも息子がジャニーズでデビューするという夢をあきらめたとしても、別の道を選べるように…って。ありがたいよね》(『DUeT』’22年8月号)

 

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