■療養を勧められて精密検査を受けた
「断続的に続く体調不良のため、目黒さんは都内の病院を受診したそうです。そこで医師から療養を勧められ、同時に重大な病気の可能性がないか、精密検査を受けたそうです」(前出・テレビ局関係者)
15日から活動を休止した目黒だが、今回の療養を当初、メンバーに伝えていなかったという。
「精密検査の結果次第では療養期間が長期化する恐れもありましたそのため、5大ドームツアー発表の大事な時期に“メンバーを心配させたくない”という強い思いがあったようです。親友のラウールさんにも内緒だったといいます。
数日後、体調不良の主な原因は過労にあるとされ、重大な病気の可能性はないと判明しました。ただ、21日の5大ドームツアー発表日の復帰は不可能だとの診断で、直前になってメンバーたちに目黒さんの療養が伝えられたと聞きました」(前出・音楽関係者)
メンバーたちは目黒の意向を聞き、複雑な心境だったようだ。
「もともとメンバーたちは目黒さんの『月9』出演を自分のことのように喜んでいました。本人にドラマの感想を伝えるのはもちろんのこと、撮影現場に差し入れをするメンバーもいました。向井康二さんは夏バテ対策にどら焼きを送り、深澤辰哉さんはプライベートでスタジオを訪れて目黒さんを激励していました。
それだけに過労で倒れた彼を皆、心配していたといいます。特にラウールさんは毎日のように連絡をしていただけに“知らされなかった”ことに動揺しながらも、検査結果が問題なかったと聞き、目を潤ませていたそうです」(前出・テレビ局関係者)
昨年1月、ラウールがパリコレに出演した際、パリにまで応援に駆け付けた目黒。もはや“兄弟”とも思える2人だけに、安堵の涙だったのだろう。
21日の生配信の冒頭で、メンバーたちは「めめ見てるか~」とカメラに手を振っていた。その後、ラウールは、「さっき(目黒から)メール来てたもんね、『見るよ~』って。徐々に体調も回復してるみたいで……」 と笑顔を見せていた。
今の目黒に、ラウールらの支えは“特効薬”だと前出の岡田院長は断言する。
「真面目で責任感の強い方ほど自分ですべて抱え込み、ギリギリまで我慢してしまうので限界に達した身体が悲鳴をあげてしまいます。そうした苦悩を少しでも共有できる仲間たちはとても大事。彼らのサポートを受けることで、心身ともだいぶ楽になるのではないでしょうか」
目黒は近日中にも仕事を再開させるという。前出の音楽関係者は言う。
「5大ドームツアーは11月初旬からおこなわれます。『月9』の収録が終われば、ライブの打ち合わせやリハーサルが待っています。メンバーたちと過ごす時間が癒しとなり、元気を取り戻せるはずです」
ラウールの涙のしずくから、目黒の心のダムは満たされていく。