「元気なうちにやめたいねん」
こう語ったのは、ダウンタウン・浜田雅功(61)。8月25日放送の『浜田雅功 完全密着 ~ごぶごぶフェス ビハインド・ザ・ストーリー~』(MBS)で、“引き際”に言及し注目を集めている。
今年5月11日~12日にかけて、万博記念公園(大阪府吹田市)で開催された音楽フェス「ごぶごぶフェスティバル」。浜田のレギュラーラジオ番組『ごぶごぶラジオ』(MBSラジオ)をきっかけに始動し、PUFFYや湘南乃風、SixTONESなど錚々たるアーティストが集結。浜田自身も小室哲哉(65)とのユニット「H Jungle with t」などで出演し、2日間で35,000人の観客が来場した。
「ごぶごぶフェス」の舞台裏に密着した本番組では、浜田が将来について語るインタビューも放送された。
「これから先の未来、どういう歩み方をしていく?」と問われた浜田は、「いや~、それは全くわからん」とコメント。だが「テレビはもうある程度、やることやり尽くした感があってさ」と切り出し、現状についてこう私見を述べていた。
「今やってるバラエティなんかでいうたら、もう俺らが20年前、30年前にやってたことを、ちょっとやり方を変えてやってるから。たぶん、彼らもしんどいと思うのよ。もうないから、パターンが。で、俺らも散々やってきたし。じゃあ新しい奇をてらった何かがあんのかって言ったら、これなかなかムズイんちゃうかなぁと思ってんねんなぁ」
またラジオのような場から企画が生まれることの方が、「気持ちもラク」だという。「番組作って数字が悪いとか、スポンサーがどうこう言うてるとか、なんか色んなもん40年ぐらい背負ってやってきてるから、いいきっかけかな。このラジオとフェスっていうのはね。こういう感じで何か面白いことができたらええし、できへんかったら別に淡々とラジオやりますよ」と語り、大きく笑い飛ばしていた。