「まさか本人に会えるとは。おじさんかと思ってたけど意外とカッコいい!」(参加者のひとり)
8月25日、船橋駅近くの天沼弁天池公園で『第二回天沼祭り』が開催されていた。週末ということもありお祭りは大賑わい。その中でもひときわ盛り上がっているエリアが。満面の笑顔で接客する石田純一(70)の出店ブースだった。
「この天沼祭りは地元飲食店主催のお祭りで、昨年から始まったまだ歴史の新しいお祭りです。そのため、お祭りを盛り上げるため昨年船橋で焼肉店をオープンさせた石田さんに出店のオファーがあったようです」(地元関係者)
石田が『炭火焼肉ジュンチャン』をオープンさせたのは昨年5月のこと。
「当初『なぜ船橋に?』『どうせ名前を貸しただけでしょ』と地元民には否定的な意見も多く、『半年で潰れるのでは?』との声もありました。しかし、石田さんは“可能な限り店に立つ”ポリシーで、都内の自宅から電車通勤をし、閉店後は近隣の店に飲みに行くなど地域との交流を積極的におこなっています」(前出・地元関係者)
本誌も昨年7月、閉店後に近所の飲食店でひとり飲みしたあとに、電車に間に合うために“終電ダッシュ”する石田の姿を目撃している。
この日、石田の店では焼肉の提供はなくドリンクのみの出店だったようだが、本人が店先に自ら立ち、購入者以外からの写真撮影にも快く応じていた。この“サービス精神”が船橋市民に受け入れられつつあるようだ。
「自分でも“客寄せパンダ”と認識しているためでしょうか、この日石田さんが着ていたシャツはパンダ柄で、地元の人たちも驚いていました(笑)。今や船橋の人気ゆるキャラ“ふなっしー”に次ぐ地元の人気者になりつつありますね。
実は来年7月に船橋市長の任期が終わります。現在3期目ということもあり、“市政活性化のため、来夏の市長選に石田さんも出たらいいのに”といった声まで聞きます」(前出・地元関係者)
目指すは“パンダ”市長!?