《独自》「今年で卒業」『24時間テレビ』名物マラソンP語る「やす子への最後の助言」
画像を見る やす子には10キロのダイエットを課したという

 

■10キロダイエットを課したやす子には「楽しんでほしい」

 

今年のランナーはやす子(25)だ。台風10号により、30日午後3時現在では《安全に配慮しながら実施する方法を検討中》(番組公式HPより)だというが、彼女には坂本さんオリジナルのトレーニングメニューを渡していた。

 

「今の身体の様子を事細かにうかがって、どんな練習をした方がいいのかを書きました。ほぼ2カ月ほど練習期間があります。その間の食生活のこと、疲労をとるための日常の過ごし方を記しています。また、本番ではどんなことを考えながら走ってほしいかということも書きました。私は毎年、ランナーに作って渡しています。タレントさんにとって『走る』とはどんなことなのか、本番はどういう気持ちで走ったらいいのか、そのメニューを参考にしてもらっています」

 

やす子には10キロのダイエットを課したという。

 

「体重が重いと、膝に負担がかかって痛みやすいんですよ。体重の分だけ負荷がかかりますから、理想的なのは痩せてる方です。自分の関節や筋肉に負担がかからない。森三中・大島美幸さんのときは2カ月で18キロ痩せましたよ。食べる量を減らすだけではなくて栄養バランスがとれた食事をすることが大事。寝る2時間前は水分はとっていいけど食べないとかね。

 

やす子さんにはダイエット以外には『決して早く走ろうと思うな』と伝えました。一般の人が普段イメージしている“走る”行動をすると、歩幅が広すぎて故障につながります。腕の振り方についても振って走るのではなく、腕はバランスをとるだけにして下さいとアドバイスしました」

 

本番直前のやす子には、こんなメッセージを送ってくれた。

 

「やっぱりね、楽しんでほしいです。途中で体のどこがが痛くなります。暑すぎてしんどいとかあります。場合によっては体調が悪くなることもあるでしょう。でも、タレント人生の中でも“これをやった”ということは永久に残ります。そういう意味でも楽しんでゴールしたときの達成感を味わってほしい。ゴールしたあとは新しい何かが見えると思います」

 

そして長年の『24時間テレビ』マラソン人生を終える、自らの心境は――。

 

「24時間マラソンは私達夫婦にとって、大きなエポックとなりました。これを30年間やったことに達成感はあります。“やり切った”とまで言えないのは、自分の体が思うように動かなくなってしまって、続けられなくなった面もあります。そういう意味では、離れることの寂しさもあります。でも『24時間テレビ』の主要なイベントに携われた自負はあります。『24時間テレビ』には本当に感謝しています」

 

次ページ >【写真あり】17年、ブルゾンちえみ(当時)と並走

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: