■中止になっていた嵐の音楽ゲーム計画
“これ以上、大野を待つのは我慢の限界”と、個人の仕事に注力する松本だが、裏ではグループのために“暗躍”していた。
「ファンクラブ向けに嵐の音楽ゲームが開発されていました。嵐の楽曲のMVを使用し、メンバー考案のオリジナルキャラクターも登場する予定だったとか。
松本さんが構想していたメタバースを用いる嵐ランドの第一歩となるはずだったそうです」(前出・芸能関係者)
’23年3月に本誌も、嵐の音楽ゲームが開発中であることを報じていたが――。
「計画は中止になったようです。事務所の創業者による性加害問題が表面化したことや、松本さんのメタバースへの情熱が薄れてしまったことがその要因だとか。
業界大手のゲーム会社と手を組み、開発には数億円単位のお金をかける予定でしたが、当時は性加害問題の補償などを優先する必要があったのでしょう。
もし開発が順調に進んでいれば、25周年のタイミングでリリースできたかもしれませんね」(前出・芸能関係者)
頓挫してしまったゲーム企画。いったい嵐の25周年はどうなるのだろうか――。
「目玉として企画しているのはライブフィルムだと聞いています。ただファンが待ち望んでいるような、メンバー5人が新たにライブパフォーマンスを行い、それを撮影するものではないようです。
現実的には、デビュー10周年に行われたツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×10』の国立競技場での公演の映像を、ファンクラブ限定で上映することになるようです。
大野さんが『嵐でよかった』と男泣きした同公演は、DVDとして映像化されてはいるものの、劇場での公開は初めてです」(映画関係者)
’21年に公開された20周年のライブフィルムは、’21年の興行収入ランキングで実写映画1位に輝いていたのだが……。
「今回は15年前のライブ映像の“転用”ですし、メンバーが出演する新撮の映像なども予定していないそうです。
また’21年には舞台挨拶に大野さん以外の4人が登場し、さらに大野さんが手紙を寄せて話題になりました。
しかし今のところ舞台挨拶の予定もないようです」(前出・映画関係者)
25周年まであと2カ月。ファンの高い期待を上回る松潤のサプライズ演出はあるのだろうか――。