《ずっと待ってたので、必ず行きます！！》
《戻ってきてくれて本当にありがとう………ずっと待ってたよ………》
《舞台出演おめでとうございます 前山さんなりに頑張ってください!!️》
9月8日に更新したInstagramで、約3年ぶりの復帰作となる舞台出演を報告した前山剛久（33）。11月7日から10日にかけて、新宿区の劇場で上演が予定されている『ある日の通り雨と共に』に出演するという。
本作の公式サイトでも、「キャスト」欄に前山の名前が。共演者には俳優の鳥羽潤（45）や、ダンスボーカルグループ「フェアリーズ」の元メンバー・小湊よつ葉（28）らが名を連ねている。
また「あらすじ」によれば、令和の元号が間もなく変わる日本でドクターロボットが普及する医療現場を舞台に、恋人を診察する人間の精神科医の葛藤が描かれるという。前山は自らの役柄を明かしていなかったが、こう意気込みを綴っていた。
《約3年ぶりの舞台出演となります。皆様の前で、またお芝居を出来る事が本当に嬉しいです。今の自分に出来る精一杯の力を今作に注ぎ込んで、素晴らしい作品を届けられたらと思います》
Instagramのコメント欄には、冒頭のようにファンから歓喜の声やエールが続々。ところが本作を主催する団体のX公式アカウントには、真逆の反応が寄せられているのだ。
前山の出演に不快感を表す声だけでなく、《前山さんを起用しないで欲しかった》《どういった考えでキャスティングしてるんですか？》と団体へのクレームも目立つ。さらに本作の脚本・演出を務める畑中晋太郎氏のアカウントにも、《これ程迄に前山氏へ世間の批判がある中の、起用の理由は何ですか？》と厳しい声が寄せられていた。
「前山さんは’21年12月に元交際相手の神田沙也加さん（享年35）が急逝し、直後に『文春オンライン』で沙也加さんへの罵倒疑惑や二股疑惑が報じられました。瞬く間に沙也加さんのファンを中心に非難の声が相次ぎ、’22年1月に心身の不調を理由に芸能活動を休止。同年6月には所属事務所を退所し、表舞台から遠ざかっていました。
そうしたなか先月下旬に、俳優復帰の意向を明かした『週刊女性』のインタビュー記事が波紋を呼んだのです。前山さんは沙也加さんへの罵倒疑惑を『事実』と認めただけでなく、“墓参りがしたい”と記事を通じて沙也加さんの関係者に呼びかけていました。しかし、今も沙也加さんの死を受け入れられていないファンも多く、前山さんの主張は“身勝手”と反感を買ってしまったようです」（芸能関係者）
逆風吹き荒れる中での俳優復帰となるが、舞台の主催者側はどのような経緯や意図で前山を起用したのだろうか？ そこで本誌は9日、公式サイトに掲載されたインフォメーションアドレスを通じて取材を申し込んだ。しかし期日までに返答はなく、改めて12日に問い合わせると、同日午後に担当者から次の回答が返ってきた。
「諸々検討しておりましたが、様々な状況を鑑みて、頂戴したお問い合わせ内容につきましては回答を控えさせていただきたく存じます。お待たせしたにも関わらず恐縮ですが、何卒ご理解いただけますと幸いです」
前山を起用した経緯や理由、批判に対する見解はおろか、前山が演じる役柄についてもノーコメントだった。上演まであと2カ月だが、厳しい世間の反応に主催者側も頭を悩ませているのだろうか。
