近年、不祥事による芸能人の活動休止が相次いでいる。
先月7日にもKAT-TUNの中丸雄一(41)が、女子大生とアパホテルで密会していたと「文春オンライン」によって報じられたばかり。所属事務所のSTARTO ENTERTAINMENTは事実関係を認め、「社会的にも影響力のある立場として自覚と責任に欠けた行動であり、弊社といたしましても看過できず、大変遺憾に思っております」とコメントし、中丸の謹慎を発表した。以降、レギュラー出演していた『朝だ!生です旅サラダ』と『家事ヤロウ!!!』(ともにテレビ朝日系)の出演を見合わせており、現在も芸能活動を休止中だ。
このように、不祥事が原因でテレビから遠ざかる芸能人たち――。そのなかで視聴者から特に反感を買い、「もう見たくない」と思われているのは誰だろうか?そこで本誌は「テレビ復帰してほしくない芸能人」について、20代~70代の男女500人にアンケートを実施した。
まず、第3位は元「雨上がり決死隊」の宮迫博之(54)だ。’19年6月、振り込め詐欺集団のパーティーに参加して金銭を受け取ったことが発覚した宮迫。この闇営業騒動の影響で吉本興業から契約解除され、芸能活動を休止した。
その後、’20年1月にYouTuberとして活動を再開。現在、チャンネル登録者数127万人を誇る人気YouTuberとなったが、以前の主戦場であるテレビにはいまだ復帰できていない。今年5月には、千葉テレビの番組に出演すると宣言していたものの、局側が《通告もなく外部の制作会社によって制作されたものです。よって当番組の放送の予定はありません》と発表し、念願の地上波復帰は叶わなかった。
全盛期は『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などのバラエティ番組で大活躍だった宮迫だが、今回のアンケートでは、《不祥事云々以前に、元々好きではなかったから、不祥事を起こした時もやっぱりね?って感じだったし、何かやっているだろうと思っていたから、今更出てきて欲しくない》《不祥事にかかわらず面白くない》《もともと芸風が嫌いだし、面白くない》など、辛らつな意見が。
また、《真摯に反省しているようには思えない》《テレビよりYouTubeを選択したから》という厳しい声や、《態度が横柄》と人柄への指摘も寄せられた。約5年ぶりとなる地上波復帰が白紙となった際、自身のYouTubeチャンネルで「依然、私はオファーを待っておりますので。決して諦めることはしないということはずっと言ってます」と意欲を語っていた宮迫。夢が叶う日はくるだろうか?
続いて、第2位は四代目 市川猿之助(48)だ。歌舞伎だけでなく、’20年の『半沢直樹』(TBS系)や’22年の『最初はパー』(テレビ朝日系)など、ドラマでも活躍していた。
しかし、’23年5月にセクハラ・パワハラ疑惑が報じられ、父・市川段四郎さんと母・延子さんとともに一家心中を図ることに。両親に対する自殺ほう助の罪に問われ、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡された。事件の余波は大きく、《他より実害が大きいと思う》《インパクトがあったし、両親が絡んでいるから》《亡くなった人がいるので》との声が寄せられた。
また、先述のセクハラ・パワハラ疑惑は印象が強かったようで、《裏表がある》《ステータスのある人なのに、本性が分かってイヤ》という意見も。事件から1年後となる今年5月、本誌はキャップをかぶり、マスクとサングラスを着用して電動自転車に乗る猿之助の姿を目撃している。彼は今、何を思うだろうか。
そして、第1位に選ばれてしまったのはフワちゃんだ。バラエティ番組を中心に、テレビに引っ張りだこだったフワちゃん。しかし、8月4日、Xでやす子(26)が投稿したポストを引用し、やす子を貶めるような内容を綴り、批判が殺到する事態に。その後、冠番組である『フワちゃんのオールナイトニッポン0』の降板が決定し、同月11日には芸能活動を休止すると発表した。
同じ芸能界の仲間であるやす子を中傷したフワちゃんに対して、アンケートでは《さすがにやったことが性格悪い》《あんな不適切な言葉を軽々しく公に発するような人は表舞台に出るべきではない》《冗談でも「死ね」は無いと思う》と、厳しい批判が相次いだ。
また、《不祥事を起こす前からとても嫌いでテレビに出ているとチャンネルを変えていたため》《礼儀がないしもともと嫌いだったから》《言葉遣いが悪いので不快》《キャラクターかもしれないが、先輩への態度が元々好きでないので、このまま見れなくなった方がいい》など、騒動以前から苦手だったという声も。
‘20年5月にWEBで配信された「S Cawaii!」のインタビューで、YouTuberになったきっかけを《『イッテQ!』みたいな人気番組に出るには芸人として知名度上げてっていうのが一般的だけど、そのステップをすっ飛ばせるのがYouTuberかなって》と明かしていたほど“テレビ大好き”なフワちゃん。しかしテレビ復帰の道のりは、まだまだ厳しそうだ。