《「おじいちゃん、おばあちゃん、いつもありがとう。これからも元気で長生きしてね」…このフレーズを最後に書いたの、いつだったろうとぼんやり回想…そんな敬老の日を過ごしています》
9月16日、ブログでこう切り出したのは壇蜜(43)だ。続けて、敬老の日にちなんで父方の祖母との思い出を回想した壇蜜は、祖父が40歳でこの世を去ったことについて触れ、こう吐露した。
《現在43歳の私。昨年心身不調により1年の30%以上を入退院に費やし、多額の治療費を使い(ついでに事務所が倒産するハプニングあり)、身内に散々心配&迷惑をかけた今思うことは、「元気で長生きって、かなり難しい」です》
また壇蜜は《今後目上の身内たちを看取り、独りになったらどう生きるか、なんて考えたりもします。 信頼できるかかりつけ医がいて、日々まあまあそれなりに家事をこなせて、喋り相手がゼロではなくて、あちこち痛い辛いが少ない生活ができたらいいな、と》と綴り、《とりあえずは、元気?と聞かれたら「おかげさまで、何とかやってます」と言えるような毎日を目指します》と結んだ。
心身の不調や、入退院や治療に多額の費用を費やしたことを明かし、「“元気で長生き”は難しい」と綴った壇蜜。実感のこもった筆致は、近年病魔と闘っているからこその“本音”かもしれない。
「壇蜜さんは’23年3月、レギュラー出演している『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)を途中で退席し、のちに体調不良のため3ヵ月休養しました。原因は数年前におばあさんやペットが続けて亡くなったことで、不眠や食欲不振に悩んでいたからだといいます。
7月に入り、同番組に復帰したものの、1ヵ月後に体調不良のために欠席。再び休養しましたが、12月6日に復帰しました。その際、壇蜜さんは二度目の入院をしたと明かし、休養中は引退も考えていたと語りました」(ラジオ局関係者)
今年の年始、壇蜜は’23年を《ふり返ってみると去年は時間の流れが本当に長く感じた1年だったように思います。病院にいる時間が長かったせいもありますね》と回想し、《家族、夫、担当医やヘルパーさん、マネージャーに仕事を支えて下さったり応援して下さる皆様のチカラを借りて今があるのですから「ひとりじゃない。あせらない。今できることをする」と自分に言い聞かせながら生活をすすめていきたいと考えています》と意気込んでいた。
ところが今年3月、所属していた芸能事務所「フィット」が破産。同じ事務所に所属していたタレントがギャラの未払いを暴露していたことで、壇蜜にも心配の声が寄せられていた。
さらに7月には肺炎にもかかり、『ゴールデンラジオ!』を2週間休むことに。8月に仕事復帰を果たしたものの同月、ブログで“再発、再入院、再治療が泣きそうになるくらい怖い”と吐露し、《でも、ゆっくりでも曲がりなりであっても、生きていきたい》と赤裸々に綴っていた。
病魔や災難に苛まれている壇蜜が敬老の日に綴った、「“元気で長生き”は難しい」という心の声と心身や金銭面の現状――。その闘病のすさまじさにネットやXでは《壇蜜を最近見ないなーと思ったらめちゃくちゃ闘病してた…これはえぐい》《最近見ないと思ったら大変そうね》と驚きの声が。
また、《とても心配です・・・壇蜜さん》《会った事もないお祖父さんの話を出されるとは…。壇蜜さん、かなり精神的に参ってますね》《何だか色々心配です。主治医やご家族など、周囲の方は目を離さないようにして頂きたいと思います》と心配する声も。壇蜜が回復する日を願うばかりだ。