《2020年9月22日 飲酒運転事故 私の「底つき」の日 既に転落している人間の命だけが残された日 あれから4年 私は今日も人に生かされているのだと、 昨日までを振り返って考える 全ての事に、心からの感謝》
9月22日、Xでこう綴ったのはTOKIOの元メンバー・山口達也氏(52)。4年前に起こした飲酒運転事故を振り返り、自省の念を込めていた。
当時、山口氏がバイクの酒気帯び運転による道交法違反の疑いで現行犯逮捕されたことは、世間に大きな衝撃を与えた。’23年には「株式会社 山口達也」を設立し、自らのアルコール依存症を告白。現在は全国各地で、依存症に関する講演活動や企業向けの危機管理セミナーなどに励んでいる。
「山口さんはNPO法人認定の『飲酒運転防止インストラクター』や『依存症予防教育アドバイザー』の資格を取得しており、アルコール依存症の当事者として飲酒に関する正しい知識を伝えています。山口さんが語る赤裸々な体験談に胸を打たれる人も多く、講演会には当事者やその家族、医療関係者など大勢の人が参加しています」(芸能関係者)
いまでは活躍の幅を広げている山口氏だが、Xで綴った冒頭の「私の『底つき』の日」には違和感を抱いた人もいたようだ。
コメント欄では《応援してます!》《感謝、良い言葉ですね。その心意気に乾杯》とエールも寄せられているが、こんな指摘が相次いでいるのだ。
《底つきは飲酒運転ではないのでは?》
《未成年への犯罪はノータッチなのがすごいね》
《強制わいせつ忘れてんの?》
「山口さんといえば’18年に女子高生タレントへの強制わいせつ容疑で書類送検され(のちに起訴猶予処分)、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.社)を契約解除となりました。泥酔した状態でわいせつ行為に及んだといい、全てを失ったのはこの騒動後のことでした。
山口さんの会社ホームページには、設立当初から現在も『2018年、2020年に私が起こしてしまった事件、事故につきまして、誠に申し訳ございませんでした』と記されています。決して、ご本人も忘れたわけではないでしょう。しかし強制わいせつ事件に触れることなく、飲酒運転事故を起こした日を《私の「底つき」の日》と表現したことは、多くの人に疑問を抱かせてしまったようです」(前出・芸能関係者)
21日のポストには、《#TOKIOデビュー30th》《#30回目のおめでとう》とハッシュタグを添えていたことも話題になっていた山口氏。様々な意見が寄せられるのは、芸能界を離れてもなお注目される存在なのだろう。