水谷豊(72)主演の人気刑事ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)が、ついに「season23」に突入する。主人公・杉下右京と寺脇康文(62)演じる初代、五代目相棒・亀山薫による「黄金コンビ」が復活して、3シリーズ目となる本作。“初代相棒時代”をカウントすると、10シーズン目の節目を迎えた。
10月16日放送予定の初回拡大スペシャルでは、日本中を震撼させる大事件に挑む杉下と亀山。元国家公安委員長の衆議院議員が殺害され、現場の手掛かりを追っているなかで“ある人物”と再会することに――。その人物とは、かつて杉下が事件を通じて知り合った“少年A”こと高田創。
’18年3月放送の「season16」第19話で登場した無戸籍の“少年A”が成長し、現在は警察官として地域課に勤務しているという設定だ。そんなキーパーソンを演じるのは、かつてトヨタ自動車のCMキャラクター「こども店長」役で人気を博した加藤清史郎(23)。
子役時代から数々の話題作に出演し、今年12月公開予定の映画『はたらく細胞』にもキャストとして名を連ねている。俳優として躍進する加藤にとって、『相棒』への出演はこれで3度目だ。
「最初の登場は’13年放送の『season11』第18話で、行方不明の少年役を演じていました。そして『season16』で“少年A”を初めて演じたのは、加藤さんが16歳のとき。まだあどけなさも残っていましたが、迫真の演技力に引き込まれたという視聴者が続々。今も名作のひとつとして、相棒ファンの間で語り継がれています。同じ役柄で再登板となれば成長ぶりも見どころになりそうですし、こうした演出ができるのも長寿番組の強みでしょう」(テレビ誌ライター)
前回出演から約7年――。ドラマ公式サイトでは、警官の制服に身を包んだ加藤のビジュアルが公開されている。すっかり大人になった凛々しい表情に、ネットでは歓喜の声や懐かしむ声が広がっている。
《幼い少年から、かっこいい好青年へ成長しましたね》
《ぅわー!写真見て鳥肌立った。大きくなった上に凛々しくなって。 素晴らしい俳優さんになられてますね!》
《少年Aは未だに心に残ってる回。加藤さんの演技と杉下右京の優しさで最後泣けた》
《子ども店長がこんなカッコいいイケメンに成長するとは、あの時誰が予想しただろうか。「相棒 season23」でも、過去に「少年A」で演じた無戸籍児の少年Aが見事に成長した高田創を演じてほしい。亀山と加藤くんの再会シーンとか見ものだと思う》
『相棒』をきっかけに、成長を見守ってきた視聴者もいることだろう。果たして、加藤はどんな演技を見せてくれるだろうか。