《皆様にご報告があります。私ごとで大変恐縮ですが、この度兼ねてからお付き合いしていた方と入籍致しました。彼女と笑顔が溢れる穏やかな毎日を過ごして行きたいと思っております》
10月14日、自身のブログにこう綴ったのは川﨑麻世(61)だ。今回の結婚発表に至るまでに、前妻であるカイヤ(62)との波乱に満ちた“泥沼離婚劇”があった。
さかのぼること’89年、川﨑とカイヤの間に長女が誕生。2人は翌年に結婚を発表し、’96年にも長男を授かったが、今年1月放送の『踊る!さんま御殿!! 新年から迷える有名人SP』(日本テレビ系)で川﨑は「結婚して、そのときからあんまりうまくいかなくて」と当初から夫婦仲は良好なものではなかったと明かしている。
「’93年、川﨑さんと斉藤由貴さん(58)の不倫が報じられました。その釈明会見に、なんとカイヤさんも同席し、カイヤさんが腕組みをして川﨑さんを睨みつけていたことから“恐妻家”として知られることに。それ以降も川﨑さんの女性関係がたびたび報じられ、夫婦の間ではケンカが後を絶たず関係は悪化。’00年ごろには別居生活を始めていたそうです」(スポーツ紙記者)
’12年5月、川﨑は自身のブログで“カイヤと別居生活を続ける理由”について《離婚するよりも 距離を置くことで以前よりお互い夫婦のよい部分も見えてきたり たわいもない事で相談しあったり まあ変な夫婦だと言えば変な夫婦かも》と説明していた。しかし、’18年10月に離婚訴訟を起こしていたとブログで告白。
「川﨑さんの訴訟に対してカイヤさんは’19年、慰謝料2000万円を求めて反訴することに。’20年2月に、東京家裁で離婚を認める判決が下されるもカイヤさんは“家庭内暴力や他の女性との交際により、精神的苦痛を受けた”と控訴。これを東京高裁が’23年9月に棄却したことで、同年10月に離婚が成立しました。川﨑さんは同月19日、ブログに《先日、判決に基づき離婚届を提出し、ようやく新しい一歩を踏み出すスタートラインに立つことが出来ました。長きに渡り、私事で皆様をお騒がせしてしまい誠に申し訳ございません》と報告していました」(前出・スポーツ紙記者)
一方のカイヤも離婚が成立した際、強烈なメッセージを送っていた。
それは、川﨑が離婚成立をブログで報告してから2日後のこと。カイヤはブログで《離婚届が受理されたことは、マスコミを通して知りました》と述べ、《裁判は本当に大変でした、言葉の壁や、日米の価値観の違い、思っている事や伝えたいことが残念ながら届きませんでした》と心情を吐露した。
続けて、《外国人として日本にきて、文化や価値観の違いから、たくさんの大変なことがありました。そんな中でも、私にあたたかくしてくれる人がこの国にはたくさんいました》《色々と気にかけてくれている皆さん、長い間心配させてしまいごめんなさい、でもありがとうと伝えたいです何度でも。ありがとう、本当にありがとう》と綴ったカイヤ。しかし、最後は皮肉たっぷりなメッセージで締め括っていた。
《PS. 出会ってから一週間の間まで、あなたは本当に素敵でした。さよなら、麻世》
前出の『踊る!さんま御殿!!』で川﨑が明かしたところによると、離婚に至るまで「調停から7年かかりました」とのこと。7年にわたる“泥沼離婚劇”を乗り越え、ついに再婚という新たな一歩を踏みしめた川﨑に、カイヤは何を思うだろうか。