10月11日放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に、東出昌大(36)が出演。現在、猟師と俳優の二足のわらじで活動しており、最近ではバラエティ番組に登場する機会も増えている。
だが視聴者の間では、“フランクさ”が気になった人もいたようだ。この日のゲストは東出の他に、叶姉妹、ミュージシャンの清春(55)、お笑い芸人・博多華丸(54)、お笑い芸人・やす子(26)。またMCは千鳥・ノブ(44)、大悟(44)と、東出より目上の出演者が占めていた。
冒頭でノブが「この番組をオファーさせて頂いたときは、まだ結婚してなかったんですよね?」と投げかけると、「そう!」と元気よく答えた東出。「けっこう急だったの?」と聞かれると、「急でした。人生何があるかわからんな」とリアクションしていた。
また「お酒はけっこう好き?」との質問には、「大好きなんですけども、でも仕事と言いながらそんなお酒ちょうだいするなんて憚られると思ってたんですけど、控え室でジョッキ3杯飲んじゃって」と丁寧にコメント。だが大悟が「酔っぱらってるくらいがいいんじゃない、今日は」とフォローすると、「そうね!」と答えていた。
フランクな受け答えを交えつつも、敬語をきちんと使ってトークを楽しんでいた東出。だが後半になるにつれ酒量も増えたためか、徐々に“タメ口”の回数も増えるように……。
東出といえば今年の8月下旬に、再婚と新たな妻の懐妊を発表したことも話題を呼んだばかり。現在の生活に話題が及ぶと、「まだ子供は生まれてないし、収録日が今日10月1日だけど、まだ籍入れてないから」と説明。番組冒頭でスタジオメンバーから祝福されたことを受けて、「まだ籍は入れてないから、『ありがとうございます』って言うけど……。ま、でもそんな感じかなぁ」と感想を述べていた。
大悟が「籍を入れるかどうかもわからん?」と聞くと、「入れる、入れる!」と返答。さらに博多華丸から「まだ入れてはない、と」と確認されると、「まだ現時点ではわかんないけど、日取りとか。うーん、“好きな日があるんだったら入れようか”みたいな」とはにかんでいた。
番組ではハイボール7杯を飲んでいた東出。始終、陽気に振る舞っており、Xでは《東出おもしろい》《何だか好感度がほんのちょっと上がった》と好意的な声が。
だがいっぽうで、自分よりも年上に囲まれた中での“無礼キャラ”が気になった人もいたようで、厳しい声も上がっていた。
《なんでタメ口?》
《東出がタメ口で一気にムリになった》
《東出昌大はなんでこんなにタメ口で上から諭すように話すんだろう…。皆ありがたい話って言いながら共感するのがよくわからん。浮気不倫する人が嫌いだからこの人には嫌悪感しかなくて、イライラまではいかないけどなんか偉そうに話してるのがモヤモヤする》
「東出さんは敬語も使っていましたが、質問に対してタメ口で返す場面が比較的目立っていました。お酒が進むにつれて、気が大きくなっていたのかもしれません。番組内では、好感度が高いイメージが定着してしまったやす子さんの悩みに真摯にアドバイスする姿もあり、不倫騒動以前とは変わって達観したキャラに変化した風にも見えました。
実際に東出さんと会ってみると、腰が低く誰に対しても気遣いができる人柄だといいます。とはいえ、東出さんのタメ口を気にしない共演者もいるでしょうが、大御所の芸能人のなかには不快感を示す人もいます。また、幅広い年齢層が視聴する地上波では、目上の人に対するタメ口はタブー視される傾向にあり、視聴者の評価も分かれるところでしょう」(テレビ誌ライター)
久しぶりの地上波登場で見せた東出の“タメ口キャラ”は、受け入れられていくだろうか? 果たして――。