「長崎でいうと(人口減少など)深刻な状況というのはもちろんあると思います。それも含めて長崎という町がこれからどう変化、発展していくのかという物語のお手伝いができるのならば、これは僕らエンターテインメントの仕事という風に思っている」
10月15日放送の『news zero』(日本テレビ系)で地方創生への考えを語ったのは福山雅治(55)。10月13日に、クリエイティブプロデューサーを務める長崎スタジアムシティの開業に際したフリーライブを開催していた。
定員約2万5千人に対して、53万人が応募した同ライブ。当日はライブビューイングやアプリによる生視聴も含めて計31万6000人が参加したという。
歌手として大人気の福山だが、俳優業も好調のようだ。映画関係者が明かす。
「10月10日、福山さんが東野圭吾さんの小説を実写化した映画『ブラック・ショーマン』で主演を務めることが発表されました。
実はこのほかにももう一本、映画が決まっています。それは昨年4月クールにTBSの日曜劇場で福山さんが主役を演じた『ラストマンー全盲の捜査官ー』の劇場版です。来年の冬に公開が予定されています。
『ブラック・ショーマン』のロケは今月からスタートしますが、それが終わってから『ラストマン』の撮影に入ると聞いています」
『ラストマン』は福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見が日本の警視庁との連携強化のために来日。大泉洋(51)演じる警部補・護道心太朗とバディを組み、難事件に挑むストーリーだ。全話の平均世帯視聴率は12.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と好評だった。
「TBSとしては『ラストマン』をシリーズ化していきたい意向のようですね。今回、映画と合わせてスペシャルドラマも制作されると聞いています。
TBSといえばドラマ、特に日曜劇場枠は好評です。そうはいっても、続編が制作される作品は『グランメゾン東京』や『TOKYO MER』など超人気作だけで、そう多くはありません。TBSが力を入れていることがうかがえます」(芸能関係者)
TBSに『ラストマン』の映画化について問い合わせたが、締め切りまでに回答は得られなかった。俳優・福山の代表作と言えば、ご存じ『ガリレオ』シリーズ(フジテレビ系)だが、2度目のシリーズものとなる『ラストマン』も新たな代表作になるのだろうか――。