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NHKの定例記者会見が10月16日に開かれ、稲葉延雄会長(73)が、旧ジャニーズ事務所所属タレントへの新規出演依頼を制作現場の判断で可能とする方針を発表しました。

 

“紅白の制作に向けて判断したわけではない”と説明していましたが、通例では11月中旬に紅白の出演者が発表されており、STARTO ENTERTAINMENT社と交渉が始まることは間違いありません」(芸能関係者)

 

10月11日に今年の紅白の司会が発表になり、有吉弘行(50)、橋本環奈(25)、伊藤沙莉(30)、鈴木奈穂子アナウンサー(42)らが務めるという。編成が固まりつつある中で、NHKがSTARTO社に頼るのには理由があるようだ。

 

「昨年、性加害問題の影響で旧ジャニーズ勢が出演せず、代わりに若者人気の高いとされるK-POPグループが多数出演しました。

 

しかし平均世帯視聴率は、第1部が29%(ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)、第2部が31.9%と、共に史上最低を記録。制作サイドは改めて旧ジャニーズ勢の重要さを痛感しました」(NHK関係者)

 

紅白には例年、旧ジャニーズ事務所の人気グループ5~6組が出場していた。

 

「旧ジャニーズ解禁となる今年、NHKサイドとしては“2組ほど出演してもらえれば”と考えていると聞いています。第1希望はSnow Man。’22年のドラマ『silent』(フジテレビ系)でブレークし、人気俳優の地位を確立した目黒蓮さん(27)を筆頭に、メンバー個々で活躍しており、今や老若男女への知名度はSTARTO社所属のグループでも随一で、喉から手が出るほど出演してほしい存在です。

 

そのため制作サイドは、今月に入って内々でグループの所属レコード会社に連絡し、出場の可能性を探っています。

 

また今年でデビュー20周年を迎えたSUPER EIGHTも候補にあがっているそうです。

 

NHKとしてはSnow Manとともに長期間活動しているグループを出場させることで、出演者のバランスを意識しているといいます」(前出・NHK関係者)

 

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