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10月も後半となり、大晦日の恒例行事『NHK紅白歌合戦』の放送が近づいてきた。

 

75回目となる今回のテーマは「あなたへの歌」。今月11日に有吉弘行(50)、橋本環奈(25)、伊藤沙莉(30)、鈴木奈穂子アナウンサー(42)ら4名が司会を務めると発表されたが、やはり気になるのは“どのアーティストが出場するのか”ではないだろうか。

 

その年を代表するようなヒット曲を生み出した顔ぶれもいる一方で、色褪せぬ名曲で支える常連組も。しかし昨今、常連組に対しては“マンネリ化”を指摘する人も少なくない。

 

そこで、本誌は1000人の男女に「もう出なくていい常連歌手」についてアンケートを行った。紅白に5回以上出演していて、かつ過去10年以内に出場経験がある歌手を対象とした。今回は白組の結果をお送りする。

 

まず第3位に選ばれたのは郷ひろみ(69)だった。これまでの出場回数は36回。’72年に『男の子女の子』で歌手デビューを果たした郷は、アイドル歌手として大ブレイク。デビュー当初から’85年まで毎年紅白に出場していた。その後、一時は出演しない時期もあったが、’10年から昨年までは14回連続で出場している。

 

そんな郷は近年では、自身の代表曲である『2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-』や『GOLDFINGER ’99』を歌唱することが多い。そのためアンケートでは《同じ曲ばかりだから》《同じ歌ばかりで、新鮮さがない》《マンネリ化しているように見えるから》との指摘が。また毎年新曲をリリースしているものの、それらの楽曲を歌っていないため《最近はヒット曲もないのでもういいでしょう》という厳しい声も寄せられた。

 

昨年の紅白で郷は「ブレイキン」とコラボして『2億4千万の瞳』を熱唱。片手で逆立ちして体を支える「マックス」を披露するなど現役ぶりを見せつけたが、視聴者は新しい楽曲のパフォーマンスを期待しているようだ。

 

続いて、第2位は三山ひろし(44)。これまでの出場回数は9回。’09年に「人恋酒場」でデビューした三山は’12年の『男のうそ』でオリコン演歌チャート1位を獲得。そして’15年に紅白初出場を果たし、昨年まで9回連続で出演している。

 

’16年からけん玉とコラボしたステージを披露している三山。’17年からは「けん玉の基本技・大皿を何人連続で達成できるか」というギネス記録にも挑戦しており、紅白の一つの見どころになっている。

 

しかしアンケートでは《けん玉のギネスチャレンジが不要で見たくない》《彼がいるとけん玉が始まってしまうので》《けん玉は飽きた》という声が集まった。さらに《歌よりけん玉に目が行ってしまう》《けん玉のために出ているとしか思えない。歌を知らない》という声も寄せられ、チャレンジの弊害も出ているよう。

 

昨年、けん玉チャレンジ失敗のきっかけとなったYouTuberの男性が、他の参加者に土下座していたことが「AERA dot.」のインタビューによって発覚。「気の毒すぎる」などの声がネットで上がり、“けん玉チャレンジ不要論”が加熱していた。三山が、歌一本で勝負する時期が来ているのかもしれない。

 

そして、第1位となったのは近藤真彦(60)だった。これまでの出場回数は10回。’80年に『スニーカーぶる~す』でデビューして以降ヒット曲を連発し、80年代を代表するアイドルとなった近藤。紅白には’81年、『ギンギラギンにさりげなく』で初出場を果たし、以降’88年まで8回連続で出場。最後に出場したのは’15年で、当時白組のトリを飾っていた。

 

レーサーとしての顔をもつ近藤。近年はライブ活動は行うものの新曲のリリースなどは行なっていない。アンケートでは《ヒット曲も出てないし目立った活躍もしていない》《昔の人だし、新しい歌を出していないと思ったから》《ヒット曲が古すぎて聞かなくていいと思えるから》という厳しい声が寄せられた。

 

また近藤は’20年11月に25歳下の女性との不倫騒動があり、活動自粛中のさなかに事務所を退所している。そのスキャンダルも尾を引いているようで《不倫してたような人をわざわざテレビで見たくない》という声も上がった。

 

今年6月、NHKの音楽番組『うたコン』に出演し7年ぶりにNHKホールで歌唱した近藤。その際、には「うれしすぎて、楽しすぎて、もう心で泣いてます。感動してます。ありがとうございました」と語っていた。さらに9月に行われた香川県のコンサートでは、紅白のためにスケジュールを「一応空けてある」と告白し、紅白の舞台への復帰を心待ちにしているようだ。とはいえ、多くの視聴者に受け入れられるかどうかは未知数だ。

 

果たして今年は誰が出場するのだろうか?

 

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出典元:

WEB女性自身

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