アーティストだけでなく、ファンも含めて悲喜こもごもを巻き起こした今年の『NHK紅白歌合戦』出場者発表。YOASOBIやPerfumeら出場が有力視されていたアーティストの落選にファンから悲鳴があがる中、優里(30)の落選によって“ある憶測”が加速している。
落選アーティストをめぐってネットが注目したのはYOASOBI・Ayase(30)。彼には首から腕にかけてヘビなどのタトゥーがびっしりと彫り込まれており、タトゥーを嫌がったNHKがYOASOBIを落としたのではないかと疑う声や、《NHKはタトゥーに厳しいから》というコメントが寄せられた。
Ayaseほどではないにせよ、じつは優里も右腕にタトゥーを入れているのはファンにも知られたところ。インスタグラムにアップされた画像を見てもタトゥーを隠す様子はなく、ネット上では
《優里もYOASOBIと同じ落選理由だと思ってる》
《落選したYOASOBIと優里の共通点、タトゥーしかないじゃん》
《タトゥー入りのアーティストを出して苦情がくるのを避けたいんだろうな》
といった声があがっているのだ。優里のタトゥーは、優しそうなイケメン顔に似合わぬトラやヘビのリアルなデザイン。11月13日に投稿した韓国フェスで右腕を突き上げた姿には、タトゥーを入れることへの賛否に加えて、《歌の雰囲気と合わない》という声も寄せられている。
路上ライブからメジャーデビューした実力派シンガーソングライターの優里。2020年にリリースした『ドライフラワー』はBillboard JAPANチャートにおけるストリーミングの累計再生回数10億回を突破している。2024年もTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』(日本テレビ系)第7期2クールのエンディングテーマとなった書下ろし曲『カーテンコール』が好評で、実力的には十分。もちろんタトゥーが原因で落選したという確証があるわけではなく、ネット上で囁かれているに過ぎないのだが……。
「Ayaseや優里のゴリゴリタトゥーは、確かに公共放送とは不釣り合いかもしれません。ただYOASOBIが昨年の紅白に出たことを考えると、もっと別の理由で落選した可能性もあります。とくにYOASOBIについては、今年の夏に開催されたパリ五輪のNHKテーマソングを担当したアーティスト。NHKにとって今年の顔とも呼べるだけに、紅白不参加は大きな疑問を残すことになりました」(芸能ライター)
紅白落選の真相はどこにあるのか。大晦日の風物詩を気持ちよく視聴するためにも、選出・落選のガイドラインは明確にしてほしいものだ。