画像を見る

2024年秋にスタートしたドラマも折り返しを迎えている。多くの作品で盛り上がりを見せているが、なかには視聴者の期待に応えられなかったドラマも……。

 

そこで本誌では、「途中で見るのをやめた2024年秋ドラマ」についてアンケートを行った。

 

同率で第3位となったのは『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(フジテレビ系)と『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(日本テレビ系)。

 

『オクラ~迷宮入り事件捜査~』では反町隆史(50)と杉野遥亮(29)がW主演でバディ役を務め、反町演じる人情深い昭和の刑事と、杉野演じるクールな令和の刑事のコンビで“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑むミステリードラマだ。『踊る大捜査線』や『ナースのお仕事』などヒット作が生みだされたフジテレビ“火9”ドラマ枠の復活作としても注目の作品だが……。

 

《物語の展開がわかりにくくなってきた》(40代女性/自営業)、《意図がよくわからなかった》(50代男性/会社員)と複雑すぎる構造についていけなかったという声が寄せられた。また《他の作品と時間が重なり、見なくなった》(30代女性/会社員)という視聴者も。

 

『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』は世界的大ベストセラー『若草物語』を原案に、主人公の次女を堀田真由(26)、長女を仁村紗和(30)、三女を長濱ねる(26)、四女を畑芽育(22)が演じ、四者四様の幸せを追い求めていくという物語だが、《予告はおもしろそうだったので見たが、思っていたのと違った》(60代男性/会社員)と、原案の『若草物語』とは異なったストーリーに、期待外れだったというコメントが多かった。

 

第2位は『あのクズを殴ってやりたいんだ』(TBS系)。

 

TBSドラマ初主演を飾った奈緒(29)演じるほこ美は、結婚を目前に彼氏に逃げられてしまう。ほこ美にとって玉森裕太(34)演じる謎の男・海里は人生どん詰まりから救ってくれた「運命の人」になるはずが……。恋もボクシングも本気で向き合う”ガチンコボクシングラブコメディ”だ。

 

しかし、《ボクシングがテーマで、個人的に興味が持てなかった》(60代女性/専業主婦)とラブコメとボクシングの組み合わせにイマイチ共感できないというコメントが寄せられた。ほかにも《ストーリーが退屈だった》(50代女性/パート・アルバイト)、《物語の展開が読めてしまってつまらない》(50代男性/会社員)と、ありきたりな内容だったと評価する視聴者もいるようだ。

 

第1位は『民王R』(テレビ朝日系)。

 

池井戸潤の小説『民王』を原作として2015年に放送された『民王』(テレビ朝日系)から9年、『民王R』として再びドラマ化。誰かと心が入れ替わってしまう総理大臣・武藤泰山を演じるのは前回に続き遠藤憲一(63)だ。前作では菅田将暉(31)演じる息子と入れ替わったが、今作では1話につき1人ずつ入れ替わってしまい、その対象は国民全員。毒舌秘書を演じるあの、コネ書生を演じるなにわ男子・大橋和也(27)の演技にも注目の話題作だったが……。

 

《前作に比べてつまらなかった》(50代男性/会社員)とやはり続編や再ドラマ化作品は過去作と比べられてしまうようだ。また《毎回似たような展開で飽きてしまった》(40代女性/パート・アルバイト)、《マンネリ化で第3話以降見るのをやめてしまった》(60代男性/医師・医療関係者)とほぼ1話完結の形式に物足りなさを覚えている視聴者も。

 

佳境を迎えつつある秋クールドラマ。最後にどんでん返しは訪れるだろうか。

 

次ページ >【全順位】途中で見るのをやめた2024年秋ドラマランキング

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: