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芸能界では、常に様々な子役が活躍している。

 

現在でいうと、例えば12月5日放送のドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)に出演した佐藤恋和(8)は、10月公開の映画『おまえの罪を自白しろ』や12月公開予定の映画『はたらく細胞』に出演。

 

また昨年放送されたドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)で主人公の幼少期を演じた永尾柚乃(8)は12月2日、『ミステリープラネット』(TBS系)と『出川哲朗のクイズほぉ~スクール』(NHK Eテレ)で“裏かぶり”するほどの人気ぶりだ。

 

芸能活動を続け立派な俳優になる子役もいれば、うまく子役のイメージから脱却できないという悩みを抱える俳優もいる。そんななかで、「成功している」とされる元子役は誰だろうか。18歳〜25歳の元子役について、ドラマ好きの男女500人を対象にアンケートを行った。

 

まず、第3位は鈴木福(20)だ。1歳の時に子役デビューを果たした鈴木は’10年の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(NHK総合)や同年の映画『ちょんまげぷりん』などに出演。

 

さらに11年4月期の『マルモのおきて』(フジテレビ系)に出演すると、大ブレイクを果たすことに。『マルモのおきて』で自身の双子の姉役を務めた芦田愛菜(20)とのユニット「薫と友樹、たまにムック。」名義で、同作の主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」で歌手デビューすると、一躍時の人となり同年末の紅白歌合戦にも出場した。

 

その後も順調にバラエティやドラマに出演し続け、’23年4月からは朝の情報番組『ZIP!』(読売テレビ系)の木曜レギュラーにも就任。さらに活躍の幅を広げている。

 

そんな鈴木について、アンケートでは《テレビに定期的に出ているから》《子役から大人になってもテレビに出続けていて好感度がイイ》《スポーツ番組、ニュース、バラエティ色々なところで見るから》《最近よく見る。無理をせずに成功を掴んだ感じが良い》とその活躍ぶりを讃える声が。

 

また《容姿も変わらずかわいいままでずっとメディアに出続けているから》《健やかに大人になった》という声が寄せられており、大人になってからも子供の頃のイメージを保っていることが成功の秘密でもあるようだ。

 

今年6月、本誌のインタビューで「基本的に、仕事を辞めたいと思ったことはないんですよ」と語っていた鈴木。これからの活躍にも期待できそうだ。

 

続いて、第2位は浜辺美波(24)。’11年、『第7回東宝シンデレラオーディション』でニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入りを果たした浜辺。’17年公開の映画『君の膵臓をたべたい』で主人公を演じたことで大きな注目を集めると、同作で「第41回 日本アカデミー賞新人俳優賞」などを受賞することに。

 

その後も’18年のドラマ『賭ケグルイ』(MBS系)や’20年の映画『私たちはどうかしている』などの作品に出演し、’23年には連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合)で主人公・槙野万太郎の妻である寿恵子を演じて大きな話題に。さらに同年末の『第74回 NHK紅白歌合戦』では司会も務めた。

 

現在公開中の映画『六人の嘘つきな大学生』でも主要キャストを演じている浜辺。そんな浜辺について《映画やドラマに出まくっている》《多くの映画やドラマに主演で出演している》《数々のヒット作品に出演しているから》と活躍ぶりを絶賛する声が。

 

さらに《子役のイメージから脱して役者として一定の成功をしていると思うから》《子役も目を引いていたが、大人になって美女に代わっていった。指折り数えていい女優になった》《子役の印象がないくらい、現在活躍しているから》《子役出身であるなどの背景を気にせずに見ていられるので》という声が多数寄せられ、“子役出身のイメージがないほど成功している”と思われているようだ。

 

‘21年3月、本誌のインタビューで「高校卒業のとき、父から『美波がいちばん輝けるのは女優の仕事だと思うから、とにかく頑張れ!』と応援してもらいました。両親に対して、これもできるんだよ、ちゃんと大人になったよ、というところを見せていきたいなあと思います」と語っていた浜辺。その成功の影に、両親への思いもあるようだ。

 

そして第1位は、芦田愛菜(20)だった。3歳から芸能活動を始めた芦田は’10年のドラマ『Mother』(日本テレビ系)での演技で、大きな注目を集めることに。翌年の大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(NHK総合)に出演した後、先述の『マルモのおきて』で大ブレイク。一躍、“国民的子役”となった。

 

さらに’13年公開の映画『パシフィック・リム』にキャスティングされ、ハリウッドデビュー。’18年の朝の連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)のナレーションを朝ドラ史上最年少で務めると、’19年11月には「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で祝詞を述べるという大役も務めた。その後も様々な作品に出演し、12月公開予定の映画『はたらく細胞』にも出演している。

 

映画やドラマだけでなく『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)にレギュラーで出演したり現在4本のCMに出演したりと、ジャンルを問わず幅広く活躍する芦田。そのためアンケートでは《俳優だけでなく、声優や司会など他の仕事も幅広く活躍しているから》《学業と仕事を両立していて、ゴールデンタイムのレギュラー番組を持っているし、CMもたくさん出ているから》《テレビドラマの露出が多いし、演技も上手いと思う》といった声が寄せられた。

 

また《ドラマや映画だけでなく、知的な面を活かして様々な場に出ているから》《テレビによく出ているのもあるが、賢く、親しみが持てるキャラクターで幅広く愛されていると思う》と知的な面や親しみやすさも、芦田の成功の要因のようだ。

 

‘20年10月、「MEN’S NON-NO WEB」のインタビューで様々なタイプの仕事をこなしていることについて「とにかく感謝という気持ちですね。たくさんの方に支えていただいてこういう仕事ができているので、本当に当たり前のことなんですけど、常に感謝の気持ちは忘れず、できるかぎりちゃんと口に出して伝えるようにしています」と語っていた芦田。感謝の気持ちと共に、これからも邁進しそうだ。

 

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出典元:

WEB女性自身

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