12月18日、嵐の松本潤(41)が約7カ月ぶりにインスタライブでファンと交流。以前ほど頻繁に姿を見せなくなった松本の近影は、ファンにとって貴重だ。Instagramのコメント欄には喜びの声が溢れたが、松本は《インスタライブやったけど、中身なさ過ぎで少ししたら消します!!》と投稿。ファンからは
《心の支えなので消さないでください!》
《中身ないとか言わないで、動いて喋ってるとこ見られるだけでいいのよ!》
《顔が見られるだけで嬉しいから消さないでー!》
といった悲鳴と懇願の声が寄せられている。
完璧主義者として知られる松本は、その気質を活かしてプロデューサーとしても活躍。素晴らしい実績を上げている。例えばコンサートでよく見る、演者が観客の頭上をする「ムービングステージ」という演出は松本が考案したものだ。また嵐のライブでは、客席のペンライトを無線で制御するシステムをいち早く導入。曲とペンライトが連動し、ファンを含めた会場全体が演出の一部となるようにした。
その他にもウォータースクリーンやヘリコプターでの登場など、新しい演出を取り入れてきた松本。こだわりが強い彼にとって、構成も演出もなくとりとめのない話をするだけのインスタライブは、グダグダで中身のないものに感じられたのかもしれない。
松本の完璧主義者ぶりは、著名人たちのコメントからも窺える。2013年の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)では、尾木ママこと尾木直樹(77)が「仕事に対して本当に完璧主義だと思うの。完璧に物事が進まないと落ち着かない性分。こういうタイプは早死にするし、心臓疾患になっちゃうの」と松本を分析。彼の性質を賞賛すると同時に、懸念を口にした。
大河ドラマ『どうする家康』(NHK)で共演した俳優の板垣李光人(22)も、『なりゆき街道旅』(フジテレビ系)にて松本の演出家としての面に言及。「セットの中でも誰がどこにいたらより効果的に見えるかをリハーサルの段階で関わっていた」と明かし、松本のストイックな姿勢を絶賛している。
また、WEST.の藤井流星(31)も『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で「ライブ終わって次の日もライブやのに、朝まで修正打ち合わせしてる」と松本の仕事ぶりを語り、スタジオの出演者たちを驚かせていた。
「松本さんが完璧主義者なのはファンもよく知っています。制御システムを完璧に利用するためにファンが古いペンライトを使用することを嫌がったり、自身が練った演出が崩れるアンコールに不満を抱いたりすることもありましたからね。だからこそ、完璧に作られたものじゃないインスタの映像を残してほしいと思っているファンは多いのですが、なかなか厳しそうです」(スポーツ紙記者)
完璧を追求する松本に、《消さないで!》というファンの懇願は届くのか。動画の行方と今後の松本の活動に、これからも注目していきたい。