12月22日に放送された漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2024』(テレビ朝日系)。2年連続でトップバッターを務めた令和ロマンが史上初となる2連覇を達成し、大盛り上がりを見せた。
そんな中、Xではシンガーソングライターのアンジェラ・アキ(47)がトレンド入りし、話題を集めている。
きっかけとなったのは、最終決戦に勝ち上がった真空ジェシカが披露したネタ。「アンジェラ・アキのライブでピアノがどんどん巨大化する」という真空ジェシカワールド全開の独特な設定で、アンジェラに扮した川北茂澄(35)が予測不能なボケを繰り出していた。これを見たXユーザーからは、
《デカすぎるピアノ、インパクト強すぎだろ》
《川北の長髪はアンジェラ・アキのネタをやるためだったってこと!?》
《狂気のアンジェラ・アキめっちゃ笑った》
といった反響が続出。思わぬ形で彼女に注目が集まる事態となった。
「真空ジェシカさんのネタでも取り上げられたアンジェラ・アキさんの『手紙 ~拝啓十五の君へ~』は、2008年にリリースされ大ヒットとなりました。実はその前にも2006年のデビューアルバム『HOME』が60万枚超えのロングセラーを記録しており、3枚目のシングル『Kiss Me Good-Bye』は世界的人気を誇るゲーム『ファイナルファンタジーXII』の挿入歌にもなっています。デビューから順風満帆な音楽活動を続けていたアンジェラさんですが、2014年に無期限の活動休止を発表しました。ミュージカル音楽を学ぶために渡米したようです」(音楽ライター)
表舞台から遠ざかっていたアンジェラだが、2016年には東京ディズニーシーで公演された短編ミュージカル『アウト・オブ・シャドウランド』に作詞家として参加。ミュージカル音楽家としての一歩を踏み出した。
さらに、今年5月から公開されたミュージカル版『この世界の片隅に』でも音楽を担当。同作のために書き下ろした楽曲「この世界のあちこちに」をYouTubeチャンネルの『THE FIRST TAKE』で披露するなど、約10年ぶりに日本での活動を再開している。
ちなみに黒縁眼鏡がトレードマークの彼女だが、今年5月には自身のインスタグラムで“眼鏡なし”姿をアップしたことも。眼鏡があるときよりも美しさが際立っており、《これアンジェラ?》《アンジェラめっちゃ美人》《美人すぎてビビった》といったコメントが多数寄せられていた。
漫才ネタで思わぬ注目を浴びることになったアンジェラだが、今後の精力的な活動と活躍を期待したい。