《紅白初出場》新浜レオン「伯方の塩」CMソングの演歌歌手父が語った“大舞台へのエール”
画像を見る 息子・新浜レオンの紅白出場を喜んでいる父で演歌歌手の髙城靖雄(写真:所属事務所提供)

 

■レオンの声量は応援団長だった父親ゆずり

 

歌手としての基礎は父が教えた。

 

「音程の取り方やリズム感、歌の発声は私がピアノで指導しました。そのせいかレオンは声量があるんです。野球部時代はずっとキャプテンでしたが、歴代の監督はただ声が大きいという理由から息子をキャプテンに指名していたと思うんですよね(笑)。

 

私は岩手県出身です。『あまちゃん』でも有名になった岩手県立種市高校という日本に一つしかない潜水科がある学校を卒業していまして、そこで応援団長をやっていました。授業が終わったら毎日、太平洋に向かって「押忍!」とか「フレー!」とか叫んでいましたので、声量には私も自信があるんですよ(笑)」

 

応援団長として声量を鍛えた髙城は大学卒業後の87年、キングレコードよりメジャーデビューを果たす。全日本有線放送新人賞などいくつもの新人賞を受賞したが、その名を一躍広めたのが96年よりイメージキャラクターとして出演した「伯方の塩」のテレビCMだった。

 

「当時、二代目社長だった方が私をイメージキャラクターに起用してくださり、私が歌うイメージソングを制作してくれました。

 

その翌年からテレビコマーシャルにも出始めたんです。10年近くイメージキャラクターを務め、CMは全国で放送されました。そのおかげで、どこに行っても『塩屋さんですか?』なんて言われましたよ(笑)。

 

レオンも小さいときに家族編というので私と一緒にCMに出でるんですよ。『伯方の塩で漬物漬けるぞ~!どんどんせっせ、どんせっせ。は・か・た・の・しお!』といった感じでね。

 

今でもレオンが『実家は玄関を開けると塩だらけ』なんて冗談を言っていますが、私は今も毎朝晩、伯方の塩を溶かした冷水を浴びています。今日も浴びましたよ。

 

43年この道やっていますが、塩水浴効果で風邪を引いて仕事を休んだことは1度もありません。レオンも小さいころからやっていましたし、今も続けているんじゃないですかね。もっとも彼はお酢のCM(※『おいしい酢』)に出演しているので、いまはお酢を飲んでいるかもしれませんが」

 

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出典元:

WEB女性自身

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