1月5日、人気ダンスボーカルグループのNumber_iを中傷する投稿をXで行っていた「リージュ化粧品」が謝罪した。その投稿者の正体にネット上では驚きが走った。
スキンケア用品などを販売する化粧品メーカーであるリージュ化粧品は、1月1日、大晦日に行われた紅白歌合戦でのNumber_iのパフォーマンスを絶賛するXユーザーのポストを引用。そして《カッコいいの基準が違いすぎて意味が判らん あのタイミングで出てった裏切者たちを見てカッコいいなんて絶対に思わん 目と耳が腐る》と投稿した。
この投稿に非難が相次ぐなか、過去にもNumber_iについて《ジャニーズアンチ企業の怨念とゴリ押しで生き残ってるだけ サントリーとマクドナルドとかね》と、根拠のない憶測を綴っていたことも発覚し、批判の声が殺到していた(投稿はどちらもすでに削除済み)。
1月4日には、Number_iの所属事務所である「TOBE」の代表取締役・滝沢秀明氏(42)がXを更新。具体的な言及は避けたものの、《只今、SNS上に事実と異なる投稿などが一部ある事を確認しました。新年早々ファンの皆様が嫌な思いをした事は私達も理解しております。今後に関しては内容をしっかり精査し、どの様な対応が正しいか、関係各所確認を取りながら対応させて頂ければと思います》と声明を発表。続けて《ここからは内容次第でご報告は控えさせていただくかも知れません。ご理解頂ければ大変助かります》と呼びかけていた。
そんななか5日、リージュ化粧品は《Xでの不適切な投稿に関しまして深くお詫び申し上げます。多くの方を傷つけてしまい大変申し訳ございませんでした》とXで謝罪。このポストには長文のコメントが添付されており、そこにはこう綴られていた。
《この度、弊社代表取締役 宮内厚郎がXにおきまして不適切な投稿をしてしまいました。ここに、謹んでお詫び申し上げます。株式会社TOBE様ならびに所属アーティスト Number_i 様、また投稿をご覧になったファンの皆様の心を傷つけ大変ご不快な思いをさせてしまったこと、心より謝罪申し上げます》
さらに《今回不適切な投稿をしたことに対する責任を取るべく、弊社は廃業することとさせていただきました。現在商品の販売を停止し、ご意見、お問い合わせへのご回答のみ対応させていただいております》と廃業を宣言。最後に《この度の不適切な投稿につきまして、重ねまして心よりお詫び申し上げます》と結んだ。
「このほかにも、SNSではリージュ化粧品のアカウントが過去に、Number_iをCM起用する企業を中傷していたとするスクリーンショットも出回っています。同アカウントは、このXアカウントについて”私1人で運営している”と投稿していましたので、こちらの発言も代表取締役の宮内氏によるものと見られます」(芸能関係者)
まさかこれらの投稿が、代表取締役によるものだとはーー。投稿者の正体にネットでは驚きの声が相次いだ。
《え…。イチ社員が出来心で会社アカウントで発信してたのかな…とか思ってたんだけど、代表取締役が自ら発信してたの!?なんてことでしょう》
《スタッフが会社のXアカウントから勝手に投稿したのかと思ったら、まさかの代表取締役。そりゃ廃業が正解》
《これがいい歳をした大人、しかも企業の代表って信じられないのですが。廃業は当然の報いだと思います》
《代表取締役の方が、こんな誹謗中傷をする投稿をしてた事にびっくりです》