1月7日に放送された『ザ!世界仰天ニュース 新春4時間スペシャル』(日本テレビ)。放送当日にMCを務める中居正広(52)の出演シーンがカットされることが判明し、思わぬかたちで注目を集めることとなった。
同局は各メディアの取材に「本日の『ザ!世界仰天ニュース』は総合的に判断をし、中居正広さんの出演シーンはカットして放送します」と明かした上で、「中居正広さんとの対話の中で、私たちの判断をお伝えしたところ、中居さんご本人からも同様の申し出を受けております」と説明していた。
中居をめぐっては昨年12月19日発売の「女性セブン」で、’23年6月に行われた会食後に参加していた女性との間に重大トラブルを起こしていたことが報じられていた。記事によれば中居側は解決金として約9000万円を支払ったといい、中居の代理人弁護士は同誌の取材に“双方の話し合いによって解決済み”と回答。その後も、「週刊文春」と「スポニチアネックス」がトラブルを報じている。
騒動によってテレビ局も対応に追われているが、とりわけ日本テレビの対応は重要な意味を持つという。
「中居さんのトラブルは“解決済み”とはいえ、報道直後は出演していたCM動画が削除され、MCを務める複数のレギュラー番組も差し替えられています。しかし日テレは他局と異なり、中居さんだけ出演シーンをカットして“強行放送”に踏み切りました。新春特番は4時間スペシャルとあって編集作業もいつも以上に時間がかかるため、スタッフも中居さんだけ出演シーンをカットするのに相当労力を割いたことでしょう。スポンサーの意向かどうかは不明ですが、番組の差し替えを行わずに、MCクラスの大物芸能人をピンポイントでカットするという対応は極めて異例です。局側がトラブルを起こした中居さんを、“テレビに出演させられない”と判断したと見てもよいでしょう」(テレビ局関係者)