1月26日、歌手の松山千春(69)がラジオ番組『松山千春 ON THE RADIO』(NACK5)で23日に引退を発表した中居正広(52)にエールを送った。
‘77年、『旅立ち/初恋』でデビューした松山。『季節の中で』、『長い夜』、『大空と大地の中で』といった代表曲があり、’96年のドラマ『みにくいアヒルの子』(フジテレビ系)の主題歌に起用された『君を忘れない』といったヒット曲も持つ。
そんな芸歴48年を数える大ベテランである松山が26日、自身のラジオ番組で中居について触れた。「中居くん、中居正広くん。なぁ。彼のことに触れないというのもなんですからね」と切り出すと、「中居、俺はお前がどんな女性とどんなトラブル……。なぁ、この中身は正直言って、わかんない。『週刊文春』も読んでないから、わからないんだけど。芸能界を引退っていうのは、ちょっと……。悲しいし、寂しい気分にもなるな」と漏らした。
松山は7日に中居が出した声明に「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」という一文があったことについて、「ちょっと余計だったな。もうちょっとナイーブにならなきゃいけなかったな」と苦言。
しかし「お前のそのMCか。面白いからな。聞いてて、見ていてくれたひともたくさんいたと思うんだけど、やっぱりみんなに対して説明責任……。もちろん相手のある話ですからね。そんな事細かいことまで話せとは言いませんが、『こういうことがあったんで、示談という形で終わらせていただきました。ついては精神的、肉体的にも厳しい状況なので、しばらく休ませていただきます』とかな、なんかあったと思うんだよ」と指摘。そして、こう語った。
「それにしても、引退するにはほんとに惜しいよ」
「お前の笑顔は見ててこっちも楽しくなるような笑顔だかんな。やっぱりその才能たるや、素晴らしいと思うんだよな」
とはいえ、中居の引退について「まぁ、中居がな。そうやって決めてしまったんなら……」と理解を示し、「もちろん、この先再デビューあり得るしな。いろんな形でやっぱり、この世界でもっと頑張ってもらいたいっていうな。俺の素直な気持ちですよ」と語った。
「お前、これからまだまだ人生長いんだからさ、 頼むぞお前。しっかりやってくれよ」と激励もした松山。そのエールは、中居に届くだろうか。
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