渡邊渚元アナ(写真:本人instagramより) 画像を見る

1月29日、元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(27)が初のフォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)を発売。大手ネット通販サイトのタレント本カテゴリで1位にランクインするなど、発売初日から好スタートを切っている。

 

渡邊は24年8月にフジテレビを退社し、10月には自身のインスタグラムでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表している。

 

「23年6月に生命の危機を感じるほどのトラブルが起こり、それがきっかけでPTSDを発症したと明かしています。翌月から入院して1年超におよぶ闘病生活を送っていましたが、ふとしたときにその出来事がフラッシュバックし、パニック発作を起こすこともあるほど苦しんでいたそうです」(芸能記者)

 

24年11月のインタビューでは、トラウマとなったその出来事とPTSDの症状についてこう告白している。

 

《当日は雨の日でした。その時の気候や最寄り駅、匂い、食べ物を想起するとパニック発作が起こり、『過覚醒』というPTSDの症状で些細(ささい)な物音にも恐怖を感じるようになっていった》(『FRIDAY』24年11月15日号)

 

今回のエッセイでは5万字超のオール書き下ろしで、この“雨の日”について言及しているほか、壮絶な闘病生活についても綴っている。

 

また、80ページにわたるグラビア写真も掲載されているが、撮影は渡邊のインタビュー記事が各メディアから出されていたのと同時期の24年11月におこなわれたという。

 

「撮影当日、PTSDの話はすでに公表されていましたが、スタッフたちはその話題には絶対に触れないようにしていたそうです。また、渡邊さんはフリーなのでマネージャーがおらず、信頼できる友人がずっと撮影に付き添っていたと聞きました。彼女が問題なく撮影に挑めるよう、周りも細心の注意を払っていたのでしょう。

 

同書に掲載されていた衣装は8パターンでしたが、1日ですべて撮影したそうです。1日でその点数を撮りきるのはスケジュール的になかなかハードですが、彼女はまったく疲れた顔を見せず、カメラの前でしっかりとポーズをとっていたのだとか。

 

さらに、当日は朝から雨が降っていて、スタッフたちの間でも彼女が語っていた“雨の日”が頭をよぎって心配されたのですが、彼女はそんなことは微塵も感じさせずに気丈に振る舞っていたそうです」(前出・芸能記者)

 

エッセイの帯に《病や逆境があったって、私は人生を諦めない》という言葉を記した渡邊。強い覚悟をもって同書の制作に挑んでいたのだろう。

 

次ページ >【投稿あり】雨のなか撮影に挑む渡邊

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: