チャンネル登録者数167万人の人気2人組YouTuber「中町兄妹」が、埼玉県・八潮市で発生した道路陥没事故への不適切発言で炎上してから1カ月が過ぎた。しかし、火種は未だにくすぶり続けている――。
2月2日に公開した動画で、兄の中町JP(27)と妹の中町綾(24)が笑いながら陥没事故について言及。たちまち批判が殺到し、その後動画は削除されたものの収まることはなく、2月9日に謝罪動画を投稿。しかし、綾はモデル業でほとんどの仕事から降板を余儀なくされるなど、大打撃を受けた。
そして3月4日に改めて謝罪動画を投稿し、再発防止策として外部からチェックする人物を招聘することを宣言した。その後は活動再開し、気持ちを新たに歩みはじめたかのように見えたのだが――。
5日に兄・JPが、自身の個人チャンネルに「それでも僕は幸せです。」と題した動画をアップ。冒頭に「改めて今回の件で不快にさせてしまったすべての方々、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪し、その後は幼少期から現在の人気YouTuberになるまでの生い立ちを語った。
終盤では、炎上中にファンから何千件も寄せられたという応援のDMに涙まじりに感謝を述べ、「もちろん人を不快にさせたし、被害者の方々に不快な思いもさせたし、本当にそれは申し訳ないと思ってます。反省してますけど」と前置きし「このきっかけがあったから自分が今幸せだって気づける」と熱弁した。
しかし、まだ陥没事故で穴に転落したドライバーの捜索が今も続くなか、“自身は幸せです”などと語ったこの動画にも批判が続出。また、12日に「カバオちゃんねる」で公開された動画で、かつて一緒にラジオ番組のパーソナリティも務めたインフルエンサー・ジュキヤからも、動画タイトルについて「意味わかんない」「何がしたいの?」と苦言を呈される事態となっていた。
“相棒”にまで批判されてしまった中町JPだが、密かに“対策”を講じていた。
12日までに、動画のタイトルを「それでも僕は幸せです。」から「今思う事。」に変え、サムネイル画像も満面の笑みを浮かべていたものから、神妙な面持ちで正面を向くものに変更していたのだ。
炎上対策なのかは定かではないが、この“シレッと”変更したことに、X上ではこんな声があがっている。
《中町jp、サムネとタイトル変えたのか。ほんと炎上中にやってはいけないこと全てやってるなぁ。》
《中町jpサムネとタイトルひっそりと変えてるし。それでも僕は幸せです→今思うこと。炎上商法?》
《全ての2択を外す男》
