松坂桃李 『御上先生』ヒットの背景にあった心理学者父の「寡黙な教え」
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■周りに感謝しなさい

 

そんな父親からドラマの合間に連絡をもらうこともあるという。

 

「お父さんは、彼の出演作品をよくチェックしており、『いい作品だったな』と感想をしばしば長文のメールで送ってくることがあるそうなのです。

 

とくにお父さんは礼儀を重んじているそうで、そこには『周りに感謝しなさい』『いま、お前がここにあることは周囲のひとたちのおかげだぞ』と、優しく戒めるようなアドバイスもあるといいます。

 

実際、ご両親が命名したという『桃李』という名前も、中国の歴史家・司馬遷の『桃李もの言わざれども下自ら蹊(みち)を成す』という故事から引かれたもの。桃や李(すもも)の美しい花の下には自然と人が集まるという意味で、『徳のある、誰からも慕われる人になってほしい』というお父さんの思いが込められているといいます。

 

『御上先生』で次世代の教育者を演じた松坂さんには、ご自身も教育にも携わってきた寡黙なお父さんの教えが強く響いているのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

 

松坂自身、父親に“褒めてもらうこと”が目標だとも語っていた。

 

《褒めてもらうこともありますが、本当の意味で『おまえ、すごいな!』っていう言葉はまだもらえていないと思うんです。これからも父や母に『やるな!』と言われるような作品に挑戦したいと思っています》(『ORICON NEWS』、2015年1月28日)

 

果たして『御上先生』を画面越しに見た父から『おまえ、すごいな!』という言葉はもらえたのだろうか――。

 

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出典元:

WEB女性自身

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