大野智 消極的だった嵐再始動を決断させた「逮捕デマへの櫻井の激怒」と「相葉の涙」
画像を見る このままでは大野は引退してしまう――。そう危惧して、奔走したのが櫻井だった。

 

■ニノは「干渉しない」リーダーとの距離感

 

大野が、メンバーとともに有終の美を飾る決意を確固たるものとしたのには、’24年11月のある夜の出来事が。

 

「《大野さんが大麻取締法違反で逮捕された》という誤情報が突如としてインターネット上で拡散されたのです。大野さん自身は、表舞台から遠のいていたこともあって“ガセ情報”もあまり気にしなかったそうです。

 

ところが、これに激怒したのが櫻井さん。仲間の名誉を傷つけられて許せなかったようです。株式会社嵐やSTARTO社に、事実無根だと抗議するよう櫻井さんが強く働きかけたといいます。

 

この一件で大野さんは、“自分のわがままで活動休止したにもかかわらず、ここまで自分を守ってくれるメンバーにも恩返しをしたい”と、奮い立ったといいます」(前出・音楽関係者)

 

活動休止中の4人の歩みはそれぞれ大きく異なるものだった。しかしそれが吉と出た。

 

「櫻井さんと相葉さんは嵐の活動再開の可能性を探り続けたいっぽうで、二宮さんは“リーダーが嫌なら無理はさせなくていい”というスタンス。俳優業やバラエティなどマイペースにキャリアを積んでいました。

 

二宮さんのこの干渉しない態度のおかげで、大野さんはかえってプレッシャーを感じることなく過ごすことができたようです。松本さんも、大河ドラマの大役をこなしながらもさまざまなエンタメに触れ、演出の腕を磨き続けていました。4人の絶妙なバランスなくして、再始動はなかったのです」(前出・テレビ局関係者)

 

再始動と解散を報告した5月6日の動画では、5人の口ぶりは決して暗いものではなかった――。嵐の後には虹がかかる。最後の日まで駆け抜けた先に、美しい景色が待っているはずだ。

 

画像ページ >【写真あり】活動休止中の大野の“ワイルドなヒゲ姿”(他14枚)

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