《主演の目黒蓮も涙》福田雄一監督が打ち上げで告白した「壮絶4年闘病」、一時は入院も
画像を見る 福田監督の支えとなった目黒の主演作『海のはじまり』(目黒蓮公式Instagramより)

 

■Xで爆発させていた福田監督のめめ愛

 

実は福田監督は’25年3月に、映画の舞台挨拶に出席した際、「実を言いますと去年の1月に僕、ちょっと体調崩して入院していたんです」と語っていた。

 

人知れず病に苦しんでいた福田監督にあるとき、転機が訪れた。

 

「入院中に奥さんが家を引っ越して、退院し新しい家に帰ると、たちまち心の病が回復したそうです。

 

そして久しぶりに見た最初のドラマが目黒さんの主演ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)だったといいます」(前出・映画関係者)

 

『海のはじまり』で初めて目黒の演技を見た福田監督は、たちまち虜に。’24年8月6日には自身のXを更新し、めめ愛を爆発させていた。

 

《目黒蓮!男も惚れるやろ!完全に沼にハマってしまった!しかし、目黒蓮が福田組に来てくれることなど100パーあり得ないから、いちファンとして遠くから見守ることにする!》

 

福田監督自らありえないと述べたタッグがなぜ実現したのだろうか。

 

「福田監督は打ち上げで、『海のはじまり』で目黒さんにハマった直後に今回の映画の話をもらい、ダメもとで目黒さんにオファーしたと話していました。

 

目黒さんが受けてくれると知ったときは、“こんなにラッキーなことがあるのか”と思ったと話していました」(前出・映画関係者)

 

“めめのおかげ”で心身の不調を脱した福田監督。2人を結び付けた『海のはじまり』だが、目黒にとっても忘れることができない作品だ。

 

「撮影していた昨年8月に目黒さんは体調不良で、1週間ほど活動を休止。この影響で『海のはじまり』第9話の放送が1週間延期されました。当時の目黒さんの状況については一部で、“起きられない、立てない、食事も取れない状態になってしまった”と報じられていました。

 

真面目な目黒さんはよりよい演技を求めるあまり自身を追い込みすぎるところがあり、’22年のドラマ『silent』(フジテレビ系)の撮影では、気を張りすぎて2~3キロ痩せたことが。

 

’22年の映画『月の満ち欠け』で、“大切な人の死を乗り越えられずにいる”人物を演じた際には、役に入り込みすぎて、車で一人泣いたこともあったそうです」(前出・芸能関係者)

 

『海のはじまり』の放送延期は大々的に報道された。

 

「役者として、体調不良で主演ドラマの放送を飛ばしてしまったことに目黒さんは自責の念に駆られながら、役者人生への不安を感じていたことでしょう。

 

そんななかでコメディの奇才と評価されている福田監督からのオファーはうれしかったのでは。

 

打ち上げでの“恩人”の告白に、精神的に追い詰められたときの気持ちが理解できる目黒さんは涙を流したのでしょう」(前出・芸能関係者)

 

2月にテレビ番組『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演し、仕事をする際にいちばん大切にしていることは“明日を生きる活力を届けたいという思い”だといい、

 

「僕たちを見てくださる方の中には、もしかしたらすごくギリギリで今を生きていらっしゃる方もいると思う。そういう方に明日を生きる活力になるようなパワーを届けるのが僕たち。今後も、変わらずちょっとでも皆さんに活力が届けられるように頑張っていけたら」

 

と語っていた目黒。『海のはじまり』に導かれ、福田監督とのタッグで新境地に挑むーー。

 

画像ページ >【写真あり】涙を浮かべたという打ち上げでの目黒蓮(他19枚)

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