《映画製作会社が破産》頓挫した目黒蓮主演作のギャラも支払えず…直撃に周防監督が「語ったコト」
画像を見る 代表作の『shall we ダンス』(写真:本誌写真部)

 

■6年前“最後の映画”でも夫婦共演を――

 

前出の知人は言う。

 

「今春、草刈さんは深夜ドラマ『バレエ男子!』(毎日放送)のバレエ監修・指導を担当。準備段階から撮影に至るまでバレエ指導を行い、編集にも携わっていました。フリーとなり、多方面で意欲的に取り組んでいる矢先の倒産劇でした」

 

夫妻には共通して思い描く老後の夢があったという。

 

「夫婦の縁を映画がつないだこともあり、草刈さんは周防監督の映画に出演したい思いが強いのです。実際、『カツベン!』でも夫婦共演を果たしてしています。そんななか夫の“製作の場”が消滅してしまい、夫婦の将来の目標を失ってしまったように感じているのではないでしょうか」(前出の知人)

 

事前に同社の破産情報をつかんでいた本誌は16日、周防監督に今の心境を聞くべく直撃した。当初は無言だったが、記者が問いかけを続けると、

 

「僕から言うことは何もありませんので……」

 

と少し笑みを見せて一言、語るのみだった。

 

草刈は先のインタビューで最後にこうも語っていた。

 

《いつまで必要とされるかは、自分では決められないですよね。例えば、草笛光子さんみたいになれたらすごいこと。90歳で主役をされてセリフを覚えて、あれだけお綺麗でいられるっていうのは、誰もができることじゃないですよね。(略)でも、いろんな役をやってみたいですね》(『週刊新潮』’24年9月26日号)

 

生涯現役を願うも“老後の夢”が潰えてしまった草刈。夫の“起死回生”策はあるのだろうか。

 

画像ページ >【写真あり】直撃に語った周防監督(他2枚)

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