松本潤と大野智(写真:本誌写真部) 画像を見る

「生配信で大野さんは“4年半ぐらい自由に生きさせてもらった”と活動休止中の数年を振り返っていました。現在ではのメンバーと話し合い、“このままでは終われない”と、ラストイヤーに意気込みを見せているようです」(スポーツ紙記者)

 

デビュー26周年を迎える11月3日、’20年の大みそか以来となる“1千768日ぶり”に、嵐の5人が公式ファンクラブの生配信に登場を果たした。

 

なかでも、長らく芸能活動を休止していたリーダーの大野智(44)には、配信前からファンの間で大きな注目が集まっていた。

 

「大野さんは嵐の活動休止中、沖縄・宮古島に拠点を構え、同地と東京を行き来する生活を送っていました。小麦色に焼けた肌とひげをたくわえたワイルドな風貌が話題になっていましたね。

 

生配信中に『大野くん、日焼けしたね』というファンからのコメントが読み上げられると、大野さんが思わず笑みを浮かべる一幕が。だんだんと以前の穏やかな雰囲気が戻ってきた印象がありました」(前出・スポーツ紙記者)

 

嵐は現在、来春に開催を予定している最後のツアーに向け、着々と準備を整えているようで、メンバーの櫻井翔(43)も昔のライブ映像を頻繁に見ていると明かしていた。

 

そんななか、ツアー開催の前に注目が集まっているのが、今年の『NHK紅白歌合戦』への出場だ。

 

ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を受け、’23年、’24年、STARTO社のアイドルグループは紅白に出場しませんでした。

 

しかし、10月16日のNHK定例会見では、番組の趣旨にSTARTO社のタレントが『ハマれば(出場もありえる)』と語られるなど、出場が現実味を帯びている状況です。一部報道では、実際に出演するのは『2~3組になる』と予想されています。

 

過去に嵐はグループとして’10年から’14年まで、5年連続で司会を務め、その後は二宮和也さん(42)、相葉雅紀さん(42)、櫻井さんが個人で司会を務めた経験があります。

 

今年でNHKが放送100周年を迎えた節目でもあることを鑑みても、NHK側としては“最後のチャンス”として、嵐には是が非でも出場してほしいところです」(NHK関係者)

 

しかし、そんな状況下で、意外な人物が“待った”をかけているという。

 

「メンバーの松本潤さん(42)が難色を示しているというのです」

 

こう話すのは、嵐に近いテレビ局関係者だ。松本といえば、嵐のライブ演出を担当しており、グループ内でも屈指のプロ意識の高さで知られているが――。

 

「松本さんは、ブランクが長い現在の大野さんの状況に関して、懸念を抱いているそうなのです。

 

先日の生配信でも、配信の前に“大野智に聞きたいこと”を事前に募集していました。この対応は、生配信でのファンとのやり取りが久しぶりの大野さんに対する配慮からだったといいます。

 

実際、現在でも大野さんは“精神のリハビリ中”で体力づくりなどは行っておらず、生放送の紅白でパフォーマンスを披露できるような状態には至っていないとか。

 

松本さんとしては、“リーダーが心身面での安定感を取り戻すことが最優先”と考えているようです」(前出・テレビ局関係者)

 

次ページ >“サプライズ”での出演も視野に――

関連カテゴリー: